4月下旬〜5月上旬の降雨時、ゲンジボタル幼虫は蛹になるために川から陸に上がる。それまでも、時折水中で発光していたが、上陸の時は、陸に上がった途端に強く発光する。劇的な行動に目を見張るばかりである。暗い場所ならば、数時間という長時間露光ができ、幼虫の光跡はもっと多く、そして長いものになったと思うが、撮影地が街灯の明かりの漏れる少し明るい場所であるために、露光時間が十数分と短くなってしまった。雨が降る中の撮影は、カメラやレンズを濡らさないように気を遣う。幼虫のためにも身動きは一切とれない。しかし、ゲンジボタル幼虫のゆっくりとうろうろ歩き回る様子を見ていると時の経つのを忘れてしまう。
ここに掲載したホタルの写真の内、フィルムで撮影したものは Nikon COOLSCAN V ED でスキャニングした。また、デジタルを含めた全ての写真において、CGのはめ込みや合成、レタッチ等は一切行っていない。
E-001 |
E-002 |
E-003 |
E-004 |
E-005 |
E-006 |
E-007 |
E-008 |
E-009 |
E-010 |
E-011 |
E-012 |
E-013 |
E-014 |
E-015 |
E-016 |
E-017 |
E-018 |
掲載の写真のすべて及び一部の無断転載、使用を禁じます。すべての著作権は、東京ゲンジボタル研究所/古河義仁に帰属します