ホタル撮影の方法/私の撮影機材

東京にそだつホタル


光るホタルのマクロ撮影

発光しているホタルのマクロ(クローズアップ写真)の撮影方法

光るホタルをマクロ撮影する方法

まず、注意しなければならないことは、この写真は生息地では撮影してはならないということです。ストロボを使用するホタル撮影は、ホタルの繁殖行動に悪影響を及ぼしてしまいます。室内に自然界と同じような環境をセットして撮影します。このマクロ撮影に使用するカメラは一眼レフでもデジタルカメラでも大丈夫です。一度の露光で光とホタルの成虫を2段階にわける撮り方をします。カメラには、マクロレンズを装着し、場合によってはエクステンションチューブやベローズを取り付けると、より拡大したマクロ撮影ができます。カメラは三脚に固定して、シャッタ−ボタンにレリ−ズを付けます。バルブは開放にしてレリ−ズを使ったマニュアル撮影を行います。

まず、レンズの絞りを開放にして、ホタルの光りにピントを合わせ、シャッターを切ります。次にホタルが3〜4回ほど発光したら、カメラの絞りをF22くらいまで絞ります。そして、光量を通常の1/3程度にしたストロボを焚き、シャッターを閉じます。ホタルからストロボまでの距離は、ストロボのガイドナンバーと露出倍数によって計算できます。先にホタルの体を撮影することもできますが、この場合は、ホタルが発光するまでに時間がかかり、また、ストロボの光に驚いてホタルが発光しなくなることもあります。結果としてホタルの体だけが写るだけになってしまいます。また、ストロボを焚く角度や光量を工夫しないと、夜の雰囲気がでないので、注意しましょう。また、ホタルの生息地でストロボ撮影は他のホタルに影響を与えますので、室内のセットでマクロ撮影します。

上の写真は、マクロ撮影システムで、オリンパスOM−2にオートベローズを装着し、レンズは50mmF3.5のマクロレンズ、ストロボは、エレクトロニックフラッシュT20を改造し、発光部分だけをレンズフードに角度を自由に変えられるように取り付けたものです。本体はカメラに装着しているので、接写時でもTTLオート露光が可能な優れものです。
この撮影には、ホタルの成虫の行動を知っていなければなりませんので、乱舞の写真を撮る方法よりも、技術(テクニック)が要求されます。
下写真:ホタルの写真/生態写真集・源氏螢より

ホタル
ヘイケボタル/オリンパスOM−2 ズイコ−マクロ50mm エクステンションチュ−ブ1号2号併用
エレクトロニックフラッシュT32   コダクロ−ム64    F3.5  6秒 → F22
※画像をクリックすると拡大表示します。

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