ホタル撮影の方法/私の撮影機材

東京にそだつホタル


マクロレンズ

私の撮影機材〜マクロレンズ

OLYMPUS vs. TAMRON

OLYMPUS ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm F3.5
OLYMPUS ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm F3.5
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OLYMPUS OM-2 同様、1975年に購入し、ホタルの撮影で使っているレンズである。1/2 倍だが、エクステンションチューブ(中間リング)をレンズとカメラの中間に付けることで等倍まで撮影可能だ。マクロ重視のオリンパスならでのシャープな画像が得られる。オリンパスOM-Eosアダプターによって、Canon EOS ボディに取りつけることができる。

TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 (EOS)
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1979年の初登場以来、世界中のカメラマンに愛された伝説のSP90mmマクロ。その定評ある描写力はそのままに、デジタルにも配慮した“Di”で新登場したレンズ。ボケの美しさは折り紙付き。50mm マクロレンズよりワーキングディスタンスが長いので、近寄ることが難しい場合に重宝する。等倍までの撮影が可能。

SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG
SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG (EOS)
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解像度は、上記のTAMRON 90mm MACRO に比べると劣るものの、最大の特徴は、絞り値が F45 まであることである。開放でのボケの美しさを表現することも多いが、図鑑的写真では、被写界深度が深い方が良い場合もある。等倍撮影や中間リングを介しての高倍率撮影では、他のレンズでは表せないピントの深い写真が撮影できる。

ゲンジボタル
OLYMPUS OM-2 ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm F3.5 / FUJICHROME Provia400F Professional
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RAYNOX CM-3500
RAYNOX CM-3500
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レイノックス/ミリミクロ探険隊レンズ/ CM-3500 は、望遠レンズにアダプターを介して取りつけるクローズアップレンズである。6Xレンズ、12Xレンズ、24Xレンズの3種類のレンズがセットになっており、300mm望遠レンズに24Xレンズを取りつけると、レンズ先端から被写体までの距離(ワーキングディスタンス)は 35mm で 35mmフィルム上での倍率は8倍になる。上の写真は、Canon EF 100-300/4.5-5.6 USM に RAYNOX CM-3500 12Xレンズを取りつけたものである。被写界深度がたいへん浅いので、立体的な被写体ではピントが合う範囲は極僅かである。また、シャープネスにも欠けるのが欠点である。屋外で使用するのは難しく、室内での平面的な静物の撮影用である。

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