ホタル百科事典/ホタルに関する調査研究レポート

東京にそだつホタル

ホタル発生状況(2002年)

  今年は、全国的に昨年よりも早い発生状況でしたが、東京の観察地での初見日は6月8日で、ぼぼ昨年と同様でした。
その後順調に発生していましたが、発生ピーク時期になると気温が低い日が続き、また天候も雨の日が多くなりました。光りながら飛ぶ数も少なく、その時点でどのくらい発生しているのか測定不可能の日が続きました。
今年の状況を簡単にまとめますと以下のようになります。

  1. 暖冬と3月の気温が異常に高かったために、幼虫の成育はとても順調であった。
  2. 4月中旬になると平年並みの気温になるが、上陸時期に例年に比べて雨の日が少なかった。
  3. 5月は、平年よりも気温(地温)の低い日が多かった。
  4. ホタルの発生は、昨年と同じ時期で、平年よりも10日前後早かった。
  5. メスの存在を確認できなかった。
  6. 6月中旬以降、平年値を下回る梅雨寒の日が多く、ホタルの活動が低下。日中は22度前後でも夕刻より17度を下回る日も多かった。この生息地では、17度を下回るとほとんど飛ぶことはなかった。
  7. 光害の影響で、ホタルの飛翔範囲・地域が、昨年よりもより下流域へ移動した。
  8. ヘイケボタルにおいては、平年よりも早く、しかも大発生であった。

*下のグラフは、Javaアプレットで作成しております。正しく表示されない場合は、http://www.java.com/ja/download/ より、お使いのオペレーティングシステムに推奨されたバージョンの Java をインストールしてください。

Change of the maximum temperature
グラフ1.5月の最高気温

Change of the maximum temperature
グラフ2.6月の最高気温

降水量
グラフ3.5月の降水量

降水量
グラフ4.6月の降水量

ホタル発生状況
グラフ4.6月のホタル発生状況


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