ホタル撮影の方法/私の撮影機材

東京にそだつホタル


ホタルの基本撮影機材について

ホタルを撮る

ホタル撮影に適したカメラとレンズ

35ミリ一眼レフカメラ35ミリ一眼レフカメラ

カメラには様々な種類があります。いつでもどこでも手軽に撮れる使い捨てカメラからプロ愛用の大判カメラ、そして昨今急速に普及しているデジタルカメラなどいろいろです。それぞれに特徴があり、使い方によってすばらしい写真が撮影できますが、私がお薦めするのは、35ミリ一眼レフカメラ(銀塩・デジタル)です。持ち運びも楽で、レンズ交換もでき、ファインダーで見た範囲をそのまま撮影できます。最近の一眼レフカメラは、どんどん多機能になり、AF(自動焦点機能)や多分割測光方式機能などにより簡単な操作で撮影できるようになっています。もちろん、AFでなくても構いません。MF(マニュアルフォーカス)でもすばらしい写真が撮れることは言うまでもありません。価格も様々で、ニコンなどの高級機種ではボディーだけで何十万円もしますが、入門機種でも充分に良い写真が撮影できます。お金をかけるとするならば、交換レンズやフィルム代に回した方が良いでしょう。

レンズレンズ

ホタルの飛翔風景写真では、標準レンズ(50ミリ)があれば、撮影できます。ホタルの接写写真を撮影するのであれば、マクロレンズが必要です。マクロレンズには標準から接写まで可能な50ミリマクロレンズ、離れたところから接写できる100ミリや200ミリマクロレンズなどがあります。これらのレンズとともにF2.8の明るい単焦点の広角レンズ(24ミリもしくは35ミリ)を1本持っていれば、撮影に幅が広がります。
レンズには、純正のものとレンズメーカーのものがあります。もちろん純正のものであれば安心です。しかし、レンズメーカーのものでも(タムロンなど)純正のものと基本的には変わりません。価格も安いものが多く個性的です。

ホタル撮影に必要な付属品

三脚三脚

三脚は絶対に必要な機材です。薄暗い場所での撮影や低感度のフィルムを使用している場合、ホタルの接写でF22絞った場合などはシャッタースピードが遅くなり、カメラを三脚に固定しなければブレた写真になってしまいます。三脚にもいろいろなものがでていますが、軽くてしっかりしたものが良いでしょう。

フィルターフィルター

フィルターは種類も多く、それぞれに特色があり目的にあわせて使用します。風景写真でもっとも多く使用するのは、PL(偏光)フィルターです。青空を強調したり、被写体表面の光の反射を取り除くことができます。

中間リング中間リング(エクステンションチュ−ブ)

カメラとレンズの間に取り付ける筒状のリングで、付けない時よりも被写体の近くでピントが合うようになります。マクロレンズに取り付けた場合は、等倍撮影が可能になります。ただし、メーカーによってはAFが機能しなくなる場合があります。

ストロボストロボ

風景写真・自然写真では、基本的にストロボは使用せず、自然光を上手く生かして撮影する場合がほとんどですが、ホタルの接写撮影では、時としてストロボが必要になります。最近のカメラにはストロボが内蔵されているものもありますが、被写体にとても近づいて撮影する接写では、光源の角度調整できるものが良いと思います。レンズの前面に取り付けるリングライトもあります。

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