体 長:オス 約 10〜16ミリ、メス 約 12〜18ミリ / 分 布:本州、四国、九州 (北海道には、本来生息していない。)
ゲンジボタルは低山地の里山等に生息し、幼虫は小川等の水中で生活する。成虫は6月頃に発生する。
夜に発光しながら活動するホタル、特にゲンジボタルは古来から日本で人気のある昆虫の一つで、
都会ではホテルなどがゲンジボタルを放してホタル祭りを催す例もある。
近年では自然保護の気運も高まり、自然回復や河川の浄化を含めて、
自治体などの取り組みとしてゲンジボタルの保護や放流が行われるようになっている。
ただし、ゲンジボタルをめぐってのトラブルも各地で発生しており、解決すべき課題も多い。
また、他地域のゲンジボタル、またはゲンジボタルの幼虫の食物となるカワニナを放流することで遺伝子汚染などの問題も発生しており、生態系を破壊しないための配慮もまた必要である。
左の写真はクリックすると大きく表示されます。