東京にそだつホタル>蛍(ほたる)図鑑

東京にそだつホタル


ご父兄、先生方へ

ホタルは、里山環境の象徴です。

沢山の生物が生息できる豊かな環境に、ホタルは生きています。

「ホタル図鑑」にご訪問いただきましてありがとうございます。
皆様は、ホタルをご覧になったことはございますか?全然見たことがない、あるいは昔、田舎で・・という方が多いのではないでしょうか。ホタルは「環境のバロメーター」と言われます。では、その「環境」とはどんなところを言うのでしょうか?山奥の清流が流れるところのことでしょうか。いえ違います。私たちの住むすぐ近く「里山」と呼ばれる、雑木林や水田、小川のある「環境」なのです。
以前、私たちは「里山」において自然と共存していました。しかし、社会の発展とともに、「里山」は開発と汚染で破壊されてきました。そのために、ホタルも減少しているのです。現在、ホタルが細々と生きている地域でも、家庭ゴミの最終処分場があったり、下水道普及率が悪く、家庭排水が垂れ流しという現実があります。環境においては、まだまだ発展途上国なのです。私たちの環境に対する意識も低いのではないでしょうか。
昨今、ビオト−プをはじめホタルの小川建設によって、「ホタルの里」づくりが各地でされています。その季節には何千匹と乱舞する地区もあります。しかしながら、人工飼育・養殖に頼っているのが現実で、これは言い換えれば悲しいことです。ホタルが自分たちの力だけでたくさん乱舞する環境は、一度失うと元に戻すのは簡単ではないからです。ホタルを学ぶということは、その背後にある自然環境を学ぶということです。

このホームページを通じて、ホタルについて正しい知識を持っていただき、そして、その背後にある大きな自然環境について考えていただければ幸甚でございます。
是非とも、お子様と自然の大切さ、その自然を守るために何が出来るかを、一緒に考えていただきたいと思います。カブトムシやクワガタは、養殖業者のハウスやスーパーの店頭にいるものではありません。写真のような「里山」にたくさん住んでいます。是非とも、本物の自然に触れてください。そして、自然の美しさに感動し、自然の大切さを知り、自然との付き合い方を学んでください。「机上の勉強やゲームばかりで、本物の自然や昆虫を知らない。」 これでは、自然は残せません。私たち大人の責任として、子ども達と一緒に、環境を考え、自然と共存する未来をつくりましょう。ホタルはきっとたくさんの光りで応えてくれるに違いありません。
「東京ゲンジボタル研究所」では、ホタルの生態と自然環境、そしてそれらの保護についての研究を行っております。お気軽にお問い合わせ下さい。

ホタルについて、くわしく知りたい方は、「ホタル百科事典」をご覧ください。

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