ヒメシジミ(Plebejus argus micrargus)は、過去の記事「ヒメシジミ」と「ヒメシジミ(福島)」や「ヒメシジミ(開翅)」において、写真を掲載しているが、メスの写真は未撮影であった。
今回、福島県会津若松市において、羽化して間もない新鮮なメスの個体を撮影したので掲載する。地味な色合いではあるが、朝日が当たるとメタリックな青色に輝く部分もあり美しい。
前記事において、雌雄の翅色に違いについて触れたが、シジミチョウ科の多くは、オスとメスの翅色が全く異なっている場合が多い。比較のために、過去に別の場所で撮影したオス写真も再掲載しておく。
ヒメシジミ(本州・九州亜種)は、環境省RDBにおいては準絶滅危惧(NT)、撮影した福島県のRDBでは注意(N)に選定されている。尚、東京では、「絶滅」とされている。
ヒメシジミ(メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/250秒 ISO 320 +1/3EV(撮影地:福島県会津若松市 2015.6.20)
ヒメシジミ(メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 400 +2/3EV(撮影地:福島県会津若松市 2015.6.20)
ヒメシジミ(オス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 800 -1/3EV(撮影地:長野県諏訪市霧ヶ峰 2014.7.12)
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