第21回 日本ホタルの会シンポジウム 開催のご案内
~ホタルを通じて身近な自然環境を考える~
長野県の上高地(中部山岳国立公園の一部で、国の文化財に指定)にゲンジボタルが人為的に持ち込まれて定着しており、遺伝子分析の結果、西日本に由来することが分かりました。環境省は、本来そこに存在しないはずのホタルが持ち込まれたとして、駆除する方向を示しました。この方針をめぐり、専門家と一般市民の間で論争が繰り広げられています。
そこで、この問題について調査されておられる信州大学理学部の藤山先生にご講演頂き、ホタルの移入をめぐる保全活動やホタル水路の復元、ビオトープ作りについて、それぞれの立場から討論いたします。
共催:日本ホタルの会・工学院大学八王子キャンパスにほたるを飛ばす会
日時:2014年11月9日(日)13:30~16:30
場所:工学院大学 新宿校舎 高層棟28階 第1会議室(69名収容)東京都新宿区西新宿1-24-2
テーマ:「ホタルの国内移入種と保全活動の問題について」
プログラム
13:00 開場
13:30~13:40 開会の挨拶
日本ホタルの会会長 本多和彦
工学院大学工学部環境エネルギー化学科准教授 釜谷美則
13:40~13:50 シンポジウムの趣旨説明
日本ホタルの会副会長 鈴木浩文
13:50~14:50 基調講演
『ホタルも棲める良い自然活動―上高地に移入されたゲンジボタルの事例と関連付けて』
信州大学理学部特任教授 藤山静雄 氏
14:50~15:05 休憩
15:05~16:30 パネルディスカッション
パネリスト:信州大学理学部特任教授 藤山静雄 氏 他5名
司会:日本ホタルの会理事 渋江桂子
16:30 閉会の挨拶
日本ホタルの会理事 古河義仁
どなたでも、自由にご参加いただけます。
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