ルリシジミ(Celastrina argiolus)は、シジミチョウ科ヒメシジミ族ルリシジミ属の全国で普通に見られるシジミチョウである。ブログ記事にも何度も登場し、単独で「ルリシジミ」として掲載もしているが、翅を開いている写真は一枚も無い。それは、翅を開いている所を見た事がなかったからである。
今回、偶然にもルリシジミが開翅しているところを目撃し、写真に収めることができた。
夕方近くに渓流沿いの林道を散策していると、ルリシジミが多数、飛び交っている場所があった。地面で吸水したり、鳥の糞に群がっているルリシジミもいる。(写真1及び2)
それらを観察していると、日当たりの良い場所に移動して開翅する個体を発見した。よく見れば、吸水等を終えた個体は、皆、日当たりの良い場所に移動して翅を開く行動をしている。
同属のスギタニルリシジミ(Celastrina sugitanii)に比べると、青色は薄い。ルリシジミは翅を開かないと思っていただけに、この出会いに感謝したい。
ルリシジミ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 + Kenko TELEPLUS 2X
絞り優先AE F8.0 1/160秒 ISO 3200 -1EV(撮影地:東京都西多摩郡檜原村 2014.6.14 15:07)
ルリシジミ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 + Kenko TELEPLUS 2X
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 3200 -1 1/3EV(撮影地:東京都西多摩郡檜原村 2014.6.14 15:09)
ルリシジミ(開翅)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 + Kenko TELEPLUS 2X
絞り優先AE F8.0 1/800秒 ISO 640 -1 1/3EV(撮影地:東京都西多摩郡檜原村 2014.6.14 4:49)
ルリシジミ(開翅)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 + Kenko TELEPLUS 2X
絞り優先AE F8.0 1/1000秒 ISO 500 -1 1/3EV(撮影地:東京都西多摩郡檜原村 2014.6.14 15:01)
ルリシジミ(開翅)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 + Kenko TELEPLUS 2X
絞り優先AE F8.0 1/800秒 ISO 500 -2 1/3EV(撮影地:東京都西多摩郡檜原村 2014.6.14 15:03)
こんにちは。
綺麗な瑠璃色ですね。
ホタルさんのために開いてくれたんでしょうね。
多摩NTの住人様、こんばんは。
ルリシジミは、山間部もどこに行っても見ていたチョウですが、
一度も翅を開いているところを見たことがありませんでした。
たまたまの偶然ですが、開翅場面に遭遇しました。
ある条件や行動パターンがあるのだと思います。
勉強になります。