シリーズ 桜 2014 その3
春爛漫の「花の山寺」龍珠院の定番ともいえる菜の花と桜のコラボレーションを撮影した後、前日のロケハンで色とりどりの花が咲き乱れる様に魅了された場所に移動。一ヶ所目は、淡い色合いだが、柔らかい春の里山を感じ、二ヶ所目は、原色に近い色彩に春の喜びを感じたのであった。
到着時は、まだ朝日が当たっておらず、全体的に柔らかい感じで少し物足りない。それならばと、日が差し込んでくるまで待ってみることにした。きっと山の稜線から斜めに差してくるに違いない。1時間半待つと、ようやく太陽が覗いてきた。予想通りである。新緑、山桜、花桃、ミツバツツジ、「春色の饗宴」の始まりである。
名の知れた景勝地での風景写真は、風景そのものの素晴らしさはあっても、写真としての芸術作品にするのは難しい。ロケハンを重ねて自分自身の自然風景を見つけたら、美しい瞬間のために何度も通って、1つの作品を完成させることが大切だ。次回は、3年越しで撮影した桜につづく・・・
里山の春の花々
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/50秒 ISO 100(撮影地:東京都あきる野市 2014.4.13 7:40)
里山の春の花々
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F11 1/40秒 ISO 100 -2/3EV(撮影地:東京都あきる野市 2014.4.13 8:02)
「春色の饗宴」とは、良いネーミングですね。
ホタルさんの語彙力、創造力に脱帽です。
多摩NTの住人様、早速のコメントありがとうございます。
タイトルは、多くの場合Google等の検索に引っ掛かりやすいような(あまり考えていない)題にしますが、今回は、そのような適当なタイトルが付けにくい写真でしたので、本来の「表題」らしいものにしました。結構、悩みましたが、もっと考えれば、ぴったりのものもあるかも知れませんね。
こんばんは。
タイトルの「春色の饗宴」素敵ですね。
2枚目のお写真はパレットに春色の絵の具を
載せたような色彩ですね。
それぞれの色が綺麗に発色しているように感じられます。
露出補正が-2/3という設定にちょっと驚きました。
後ろの木々があるからなのでしょうか?
大体どの辺りか分かったので
来年はぜひこの景色を見に龍珠院へ行ってみるつもりです。
granma様、こんばんは。
それぞれの花が競い合いながらも協調しているような、そんな感じがしました。まだ一部にしか朝日が当たっていませんので、その様子が分かるようにマイナス補正しました。段階露出で色々撮ったところ、-2/3が適正でした。
この場所は、龍珠院ではないのですが、境内から見渡せばすぐに場所は分かります。龍珠院と合わせて、是非、来年は行ってみてください。きっと、お気に入られると思います。