未だ見ぬ風景を撮りに行きたい場所があるのだが、どうしても天候とのタイミングが合わず、残念ながら来年の挑戦となった週末。さて、どこに行こうか?土曜日は、一日中、各地の天気予報を入念にチェックし、幾つかの候補の中からある場所に決定し19時に出発しようとしたが、直前に予報が変わり断念。急遽、確実性の高い第二候補地へ向けて日曜日の午前2時半に出発。現地には5時に到着し夜明けを待つが、何と予報と違って曇り。晴れのはずが曇り!被写体は見えず、太陽もなし。何人か居合わせたカメラマンも退散していった。
このまま帰ればストレスが溜まる。そこで、本年最後の紅葉を撮ろうと2012年4月に枝ぶりと新緑の美しさに一目惚れしたイロハカエデ(写真:上)の場所に向かった。昨年の11月に訪れてはいるのだが、日当たりの悪い場所にあるため遅いのだろう。紅葉には至っていなかった。
8時50分。目的の場所に到着。少し時期が遅い感じはするものの黄色に色づいたイロハカエデがそこにはあった。前々回の記事「千葉の紅葉狩り」や2011年の記事「惜秋の紅葉」に掲載したような豊かな色彩も光の演出もないが、じっくりと向き合える迫力のあるイロハカエデだ。新緑の時は、絞り込んで背景の竹の緑とともに若葉の広がりを写したが、今回は、開放に近い絞りでボケを加えて単調な色調に立体感が出るように撮ってみた。
イロハカエデの若葉
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F11 0.6秒 ISO 100 +1 1/3EV(撮影地:東京都檜原村 2012.4.14)
イロハカエデの紅葉
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F3.2 1/13秒 ISO 100 CPLフィルター使用(撮影地:東京都檜原村 2013.12.08)
こんばんは。
イロハカエデの紅葉、見事ですね。
後ろの竹の緑と対比で立体感を感じさせられました。
都会で見るモミジと違い、迫力感があり
素晴らしい紅葉を見せて頂きありがとうございました。
granma様、こんばんは。
写真では、邪魔なものを写さないようにするために構図が限られてしまい、このイロハカエデの全体像をお伝えできないのですが、もし、払沢の滝に行くことがございましたら、檜原街道の途中(道路わき)にありますので、見つけてみてください。
こんにちは。
若葉と紅葉が対照的で面白い写真ですね。
イロハカエデはもちろん紅葉が綺麗ですが、芽吹いた直後の若葉も好きです。
多摩NTの住人様、こんばんは。
構図は違いますが、同じイロハカエデを春と秋に撮ってみました。紅葉は綺麗ですが、若葉の生命観溢れる緑もいいですよね。