22日(金)23時。会社の仲間を誘って1年ぶりの美ヶ原へ。夕方頃に上空を低気圧が通過するという予報に霧氷を期待した。麓の松本市内から美ヶ原を望むと雲がかかっており、期待が高まる。中腹から積雪があり、タイヤチェーンを付けての走行。23日(土)午前3時到着。周囲のカラマツを見ると、何となく白く見える。とりあえず車内で仮眠し、6時半起床。快晴で無風。気温は-6℃。広がる雲海・・・。しかし、霧氷は付いていなかった。
「美ヶ原の最上の美しさを撮りたい!」この思いは、残念ながら今年も叶わなかった。訪れたカメラマンが、皆レンズを向けていたのは、とても美しく感動的な北アルプスの峰々だが、私は1枚も撮ることなく下山。麓のカラマツ黄葉も美しかったが、車を止めることなくそのまま帰宅。翌24日も期待できる天候ではなく、ビーナスラインも25日には冬期通行止めとなるため、「美ヶ原の最上の美しさを撮る!」挑戦は、また1年後となってしまった。
週末カメラマンには、タイミング的に出会う確立が極めて低い風景だから仕方がないのだが、3年目でも撮れないのは悔しい。仲間と13時から自宅近くの居酒屋に入り、17時半まで飲んだが、酔うことすらできなかった。
24日は、気を取り直して、千葉県の房総まで「チョウ」の撮影に出かけた。掲載の写真は、その合間に撮った「枯れススキ」。心境を表わした絵かもしれない。今年は、まだ撮影していない真っ盛りの紅葉にレンズを向ける気持ちにはなれなかった。
まもなく12月。幾つか狙っている光景はあるが、果たして、本年を気持ち良く締めくくる自然風景を撮ることができるであろうか。
枯れススキ
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/125秒 ISO 100 -1/3EV(撮影地:千葉県大多喜町 2013.11.24)
こんばんは。
ホタルさんが理想とするお写真が撮れなかった悔しさが
こちらまで伝わって来る記事でした。
限られた日にちで撮るのは本当に難しいことですね。
でも焦らないでください。
きっと良いチャンスが巡って来ると思います。
まだ晩秋の景色も初冬を感じさせる風景も
撮る機会があると思います。
遠出が出来ない今年、ホタルさんの写真を
見せて頂くのを心待ちにしています。
週末カメラマンでない、主婦初心者カメラマン(?)は
自由がありそうでいてそうでもないのです。
家事の合間の限られた時間と気になることがあると
落ち着かなくて
雑な写真ばかりになってしまっています。
granma様、ありがとうございます。
写真は趣味とは言え、プロには負けたくない、いや自分に負けたくないのかも知れません。やるからには、とことん突き進む性格ですので、良い風景を見たい!撮りたい!一心で出かけますが、天候のせいにするのでは、まだまだ修行が足りませんね。
granma様のお言葉に励まされ、また出かけて行きたいと思います。