ゴイシシジミ(Taraka hamada)は、シジミチョウ科のチョウで、翅表は一様に黒く、翅裏は白地に黒い碁石状の斑点があり、また日本に生息するチョウの中で、唯一、幼虫が肉食性(ササ等に付くササコナフキツノアブラムシなどのアブラムシのみを食べる)であることが大きな特徴である。絶滅危惧種ではないが、近年、極端に減少しているチョウでもある。
ゴイシシジミは、過去に2回(ゴイシシジミ、 初夏の里山の蝶)掲載しているが、過去に掲載した写真とは違って、明るく柔らかな緑を背景に撮影することができた。また、翅裏の黒紋の模様が若干異なっていたので、7月の撮影でリアルタイムではないが、掲載した。ゴイシシジミの翅裏の黒紋の模様は、雌雄での違いはほとんどなく、地域的な特性も研究報告がないため、掲載個体の模様は、個体変異と思われる。
ゴイシシジミ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 1250(撮影地:長野県佐久市 2013.07.13)
ゴイシシジミ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 1250(撮影地:長野県佐久市 2013.07.13)
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