アサマイチモンジ(Limenitis glorifica)は、タテハチョウ科に属するチョウで、イチモンジチョウに似ているが、前翅中室に明瞭な白紋が現れるので区別しやすい。幼虫の食草はスイカズラで、山地の広葉樹林や草原に生息している。寒冷地では年に1~2回の発生だが、暖地では年に1~3回、5月~9月まで見ることができる。和名は浅間山付近で発見されたことに由来するが、分布域は本州全土である。ただし、生息地は局所的で、環境省RDBに掲載はないが、東京都では絶滅、他4県において絶滅危惧Ⅱ類や準絶滅危惧種に選定している。比較として、4枚目にイチモンジチョウの写真を掲載した。
8月最後の掲載となるアサマイチモンジは、初見初撮影の種で、当ブログのリスト「鱗翅目」で108種類目となる。
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アサマイチモンジ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 320 +2/3EV(撮影地:山梨県富士河口湖町 2013.08.18)
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アサマイチモンジ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 320 +2/3EV(撮影地:山梨県富士河口湖町 2013.08.18)
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アサマイチモンジ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 400 +2/3EV(撮影地:山梨県富士河口湖町 2013.08.18)
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イチモンジチョウ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F10 1/200秒 ISO 3200(撮影地:山梨県山中湖村 2013.08.11)
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こんにちは。
アサマイチモンジ、翅の色が渋い色合いですが
シックで模様も素敵ですね。
初見初撮影とのこと、おめでとうございます。
やはり初めて見つけて撮影できると嬉しく感じられることでしょうね。
ちょっとレベルが7違いますが私も初めて見た花が比較的間近かで
撮れると嬉しくなります。
granma様、こんばんは。
新しい種類を探しまわって、ようやく見つけた時は、ガッツポーズなのですが、種名を知らずに撮っていて、あとから分かるという時もあります。
このアサマイチモンジも最初はイチモンジチョウのつもりで撮影したのですが、帰宅してからアサマイチモンジであることがわかりました。最初の写真は、良いものではなかったので、今回、撮り直してきました。