ミヤマサナエ(Anisogomphus maacki)は、サナエトンボ科のトンボで、幼虫は河川の中流から下流の流れの緩やかな砂泥のあるところに生息しているが、羽化後の未成熟時は、山地の標高の高い場所で過ごす。和名は、深山の尾根や山頂付近で成虫が見られることにちなんでいる。
写真のミヤマサナエ(メス)は、カヤの平にある標高1,550mの高層湿原(北ドブ湿原)で撮影。成熟すると麓の河川に戻っていくのだろう。色々なカットを撮りたかったが、わずか1カットで飛ばれてしまった。
尚、当初、種名が分からず東京昆虫記の小島氏に同定を依頼したところ判明。ミヤマサナエは、初見初撮影の種で、当ブログのリスト「蜻蛉目」で95種類目となる。
ミヤマサナエ(メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/200秒 ISO 200 +1EV(撮影地:長野県木島平村 2013.07.28)
こんにちは。
精力的な活動をされていて、新しい種が着実に増えていますね。100種類目ももうすぐですね。頑張って下さい。
多摩NTの住人様、こんばんは。
トンボは、チョウに比べて種類が少ないので、100種類達成はかなり先になりそうですが、撮影済みの種の生態写真を撮りながら、がんばります。