国立から沼津へ。そして長野県木島平村へ。カヤノ平に到着したのは、18時。途中、松本近辺では激しい降雨であったが、カヤノ平は平穏そのもの。料金1,000円を払ってキャンプ場に駐車。例によって車中泊である。まずは缶ビール。コンビニで買ったトルティーヤを食べながら、塩尻産の白ワイン1本を空け、20時就寝。奥日光同様に夜中に寒くて一度目が覚め、今回は更に腰まで痛くなってしまった。長時間の車中睡眠は、無理がある。
さて、28日6時。準備を整えブナ林へ。カヤノ平は、日本一美しいブナの原生林と言われている。新潟の美人林とは違う原生林の歴史を感じる。目的は、未撮影のゼフィルスであったが、遊歩道を4時間、5kmほど歩き回ったが、会うことすら叶わなかった。ただし、ジョウザンミドリシジミは、元気に卍飛翔を繰り広げていた。
ジョウザンミドリシジミの写真は、贅沢にも撮り飽きていたので、今回はハイビジョン動画を撮影してみた。卍飛翔とは、自分のテリトリーに侵入してきた他のオスを追い払う時の様子を例えて表現したもの。その凄まじさは、写真、いや動画でも伝わらない。
ブナの原生林
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/100秒 ISO 3200(撮影地:長野県木島平村カヤノ平 2013.07.28)
ジョウザンミドリシジミの卍飛翔(動画)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
こんにちは。
未撮影のゼフィルスを長時間歩かれても見つけられなくて
残念でしたね。
でも動画のジョウザンミドリシジミは、素早い動きで卍飛翔を
していて、初めて見たので驚きました。
カヤノ平は数年前の晩秋に木島平、なべくら高原、笹ヶ峰等に
ツアーで行きましたが、
本降りの雨だったので散策時間が削られてしまい残念でした。
葉が落ちてしまっていて雨の中だったのですが
緑の時期のブナ林のお写真を見て何となくブナの林を思い出しました。
granma様、こんばんは。
カヤノ平は日本一のブナ林と言われるだけあって、素晴らしい林でした。チョウに興味のないハイキングの方々は、気付かないようでしたが、ジョウザンミドリシジミのこんな飛翔風景が、森の中の陽だまりのあちこちで見られました。
来年は、是非、どこかにお出かけの際は、ミドリシジの綺麗な姿を見つけてください。
こんにちは。
卍飛翔というのはすごいですね。
その速さに驚きです。
それにしても広い森の中で上手にこういう姿をお撮りになられますね。お見事です。
多摩NTの住人様、こんにちは。
卍飛翔は、自分のテリトリーに侵入した他のオスを追い払うために行っています。長い時は、5分もクルクルと回っています。
Canonで動画を撮るには、バックモニターに映して撮らなければならず、結構難しいです。ファインダーをのぞきながら撮れれば楽なのですが・・・
ちなみに、先日放送のニュース・ジャパンの映像は、ほとんどがデジカメ(Panasonicのlumix)で撮影されたものです。