午前9時半を過ぎると気温も上昇し、渓流の吸水ポイントには、ミヤマカラスアゲハが飛んでくるようになった。しかしながら、昨年、同じ場所で撮影したミヤマカラスアゲハ(春型)とは、少し様子が違う。数頭の春型のオスが何度も飛んでくるが、なかなか落ち着いて吸水しない。吸水よりも、私のカメラバックに興味があるようだ。バックの周りを飛んで、時折り止まろうともする。バックは緑地に黒の線が入っており、横には熊に遭遇した時のための笛(金属製)が付けてあり、それが太陽に当たってキラキラと輝いている。私のカメラバックをミヤマカラスアゲハのメスと思っているのかもしれない。仕舞いには、私の服や靴にも止まる始末だ。それでも、2時間ほど格闘して、何とか短い吸水の間に撮影。ミヤマカラスアゲハの翅表は、光の当たり具合によって、その色や輝きが変化する。今回は、昨年のようなミヤマカラスアゲハの春型らしい輝きの写真は撮れなかったが、十分にチョウと戯れ、時間の経つのを忘れてしまった。
ミヤマカラスアゲハ(春型)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/125秒 ISO 200 +2/3EV(撮影地:山梨県甲州市 2013.05.25)
ミヤマカラスアゲハ(春型)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/125秒 ISO 200 +2/3EV(撮影地:山梨県甲州市 2013.05.25)
ミヤマカラスアゲハ(春型)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/125秒 ISO 200 +2/3EV(撮影地:山梨県甲州市 2013.05.25)
ミヤマカラスアゲハ(春型)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F5.6 1/125秒 ISO 200 +2/3EV(撮影地:山梨県甲州市 2013.05.25)
こんばんは~。
やはり、彼の地でしたか。
昨年と比べると落ち着きがなかったようですが、
美しい蝶と戯れることができ、楽しい時間を過ごしたことと思います。
給水はミネラル補給、体温を下げる目的があるらしいですが、
蝶が暑いと感じないと、なかなか給水しないのかなと思います。
いろんな条件が揃わないと、ベストシーンは難しいのですね。
こんにちは。
綺麗な蝶の写真ですね。
蝶と戯れるホタルさんの姿が思い浮かびますよ。
うっすさん、こんばんは。
撮影した土曜日は、日差しは強かったものの、風が爽やかでしたので、吸水日和ではなかったのかも知れません。しかし、確実にミヤマカラスアゲハに出会える場所。目の前で舞う美しい翅表は忘れられません。
多摩NTの住人様、こんばんは。
ミドリシジミ類の美しさにはドキドキしますが、このミヤマカラスアゲハは、ワクワクする美しさです。人にまとわりつくのは、初めて体験しましたが、カメラを持っていなければ、傍からみれば変なおじさんに見えるでしょうね。