スミナガシ(春型)

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 スミナガシ(Dichorragia nesimachus) はタテハチョウ科のチョウで、和名は、黒地に青緑色を帯びた独特の翅模様が「墨流し」で作った模様に似ていることから付けられた。幼虫はアワブキやヤマビワなどを食草とし、成虫は年2回、5月から8月に発生する。春型は、夏型よりも小さく、特に翅の藍色と白色のコントラストが美しい。

 25日。朝5時に起きると曇り空で肌寒い。犬の散歩後、天気予報を見ると山梨県は朝から晴れだ。予定通りに山梨県甲州市丹波山村へ出発。奥多摩湖まで来ると、今までの天気が嘘のように快晴である。目的の沢に8時に到着。様々なチョウの吸水ポイントがある崖下の川岸まで、カメラバックと三脚を背負って10mほど降りる。待つこと1時間。まず飛んで来たのは、スミナガシの春型であった。2011年の5月にスミナガシとして証拠程度の写真を掲載しているが、今回は図鑑的写真を撮ることができた。

IMG_3063.jpg

スミナガシ(春型)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/125秒 ISO 200 +1 1/3EV(撮影地:山梨県甲州市 2013.05.25)

IMG_3064.jpg

スミナガシ(春型)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/125秒 ISO 200 +1 1/3EV(撮影地:山梨県甲州市 2013.05.25)

IMG_3065.jpg

スミナガシ(春型)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F9.0 1/125秒 ISO 200 +2/3EV(撮影地:山梨県甲州市 2013.05.25)

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コメント(4)

こんばんは~。
土曜日の気候には騙されました。
朝起きてみると寒いくらいの曇り空だったので、二度寝してしまいました^^;
スミナガシの春型、綺麗だなぁ。
夏型とは違って、ラメが入っているように見えます。
ブルーが強いんですね。
夏型は何度となく撮影していますが、春型はまだ未撮影です。
裏高尾で期待したんですけど、見つけられませんでした。

こんばんは、
「スミナガシ」という蝶、名前も翅の模様も日本の「和」の
感じがしてとても印象的でした。
丁度羽を広げたところをお撮りになれて苦労して崖を降りられた
甲斐がありましたね。
花も様々な形、色がありますけれど、昆虫もそうなのですね。
自然の摂理の素晴らしさを改めて認識しました。
今年は梅雨入りが早いとか、これから雨が多くなる季節ですが
気を付けてお出かけ下さい。

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