エゾイトトンボ(Coenagrion lanceolatum)は、イトトンボ科、エゾイトトンボ属のイトトンボで、岐阜県を南限として福井県から上信越地方、東北、北海道に分布し、山地の池や沼、高層湿原の開けた明るい池に生息している。同属のオゼイトトンボと酷似しているが、腹部第2節背面の黒斑の形を見ると、エゾイトトンボのオスはスペード形、オゼイトトンボのオスはワイングラス形の模様をしているので区別できる。(撮影した2個体目は、黒斑の発達が悪くスペード形ではない)
新潟県十日町市の里山(保全地区)には数多くの池があるが、エゾイトトンボはその1つだけに生息していた。予期せぬ出会いに感激なのだが、エゾイトトンボはかなり敏感で、葉に止まっても、こちらがちょっと動いただけで直ぐに飛び立ってしまう。こういった時は、愛用の TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 MACRO が役に立つ。当ブログのリスト「蜻蛉目」で94種類目になる初見初撮影のエゾイトトンボを離れた場所から写すことができた。
エゾイトトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/160秒 ISO 200(撮影地:新潟県十日町市 2013.05.18)
エゾイトトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F10 1/160秒 ISO 200(撮影地:新潟県十日町市 2013.05.18)
以前、尾瀬で撮影したオゼイトトンボのお仲間ですね。
オゼイトトンボとエゾイトトンボは近似種だと私も知識は持っておりましたが、
どんなトンボだろうと思っておりました。
なるほど、そっくりです。
トンボ94種目ですか!
私は先日数えたら、トラフトンボでちょうど50種目でした。
いろいろなところに行ってますね。
おととい千葉県に行ってみたのですが、もうゲンジが出てました。
そろそろホタルの季節ですね。
うっすさん、こんばんは。
ギフチョウを撮影した後、田んぼや池を通って車に戻る途中で見つけました。その道を通らなかったら、存在すら知りませんでしたので、ラッキーでした。
この種は、その場でも同定は難しいですね。家に帰ってから、PCで拡大しないと見分けがつきません。
Udagawa氏、こんばんは。
8月末まで、日祭日は予定で埋まっていますよ。ほとんど、未撮影の昆虫ばかりです。
千葉で、もうホタルが発生ですか。一週間くらい早いですね。
今年は、ヒメの飼育に再度挑戦したいのですが・・・。
初めて見つけたエゾイトトンボを撮影されて
感激なさったことでしょうね。
イトトンボですから小さいのに遠くからお撮りになっていても
綺麗な青に撮れていて素晴らしいです。
granma様、こんばんは。
偶然、イトトンボは飛んでいるのを見つけて撮影し、家に帰ってからエゾイトトンボであることが分かり、未撮影の種類だったので嬉しかったです。
最初から分かっていれば、もっと真剣に撮ったのですが・・・