この一週間は、いつものように朝6時に出勤したが、連日20時まで仕事。15日の金曜日は、仕事帰りに居酒屋で飲んだのはいいが、電車を乗り過ごして帰宅は1時。翌朝、目覚まし時計は普段と同じ4時に鳴る。気合を入れて5時に出発。向かった先は、南房総。アクアライン経由で千葉県に入ると、靄が出ていた。放射冷却で地表近くの湿った空気が冷やされたからだろう。山間部では、まだ水が張られていない水田からも湯気が上がり幻想的だ。そのような中、一際白く輝く梅の花が目に飛びこんできた。 吉野梅郷や木下沢梅林のように 1,000本以上の色とりどりの梅の花が咲き乱れる光景は、景観として素晴らしいが、この里山の水田脇に咲く満開の白梅は、色彩は単純ではあるが、清楚で、早春の里山の情感を感じる風景だ。
白梅
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/2500秒 ISO 200 -1EV(撮影地:千葉県夷隅郡大多喜町 2013.03.16)
白梅
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 200 +1EV(撮影地:千葉県夷隅郡大多喜町 2013.03.16)
白梅
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/2000秒 ISO 200 -1/3EV(撮影地:千葉県夷隅郡大多喜町 2013.03.16)
おはようございます。
華やかな梅林と違って里山の朝もやの中の白梅、シンプルで
情感があってとても素敵ですね。
朝早くお一人で静かに鑑賞なさって、胸にジーンとくるものが
おありだったことでしょう。
このような情景を私も見てみたいと思います。
granma様、こんばんは。
誰も来ることのない里山、この場所を通るのは3回目なのですが、過去2回とも梅の存在に気づいていませんでした。もし今回、靄がなく、また朝日が当たっていなかったら素通りしていたかもしれません。美しい風景との出会いは、このようなものなのかもしれません。有名な観光地で撮った写真よりも、ちょっと自信作です。
こんにちは。
素晴らしい写真ですね。
本当に幻想的で春の妖精が棲んでいるようです。
これからの写真も楽しみです。
多摩NTの住人様、こんばんは。
春爛漫の明るい感じではなく、冬から早春へ移り変わる、まだ寒い春の朝ならではの白梅。
遠目には霧氷?にも見えなくもない純な白さに心打たれた瞬間でした。