シリーズ 神秘の霧ヶ峰 その3
7時8分。雲のとれた八ヶ岳の稜線から太陽が顔を出すと、カメラを向けていたカラマツ霧氷の谷にも朝日が差し込んできた。すると、霧氷林の上空がキラキラと光り始めた。ダイヤモンドダスト(細氷)である。それまで全く見えなかったものが、朝日に当たって黄金に輝いている。おそらく、これまでの時間もダイヤモンドダストとしてその場にあったのだろうが、逆光が当たることによって初めて、その存在が認められるものなのかも知れない。ダイヤモンドダストは、昨年1月28日に霧ヶ峰の同じ場所で目撃し撮影しているが、今回は、まるで細かい金箔が舞っているような光景である。
この後、いよいよ目的の光景、「神秘のクライマックス」と出会うこととなる・・・つづく。
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ダイヤモンドダスト
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/1250秒 ISO 400 -1EV(撮影地:長野県諏訪市/霧ヶ峰高原 2013.01.27 7:12)
ダイヤモンドダスト
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/1250秒 ISO 400 -1EV(撮影地:長野県諏訪市/霧ヶ峰高原 2013.01.27 7:13)
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