シリーズ 高ボッチの霧氷 その2
北アルプス・アルペングリューエンのクライマックスが過ぎた頃、霧氷の全体像が明らかになってきた。高ボッチから隣の鉢伏山(1929m)まで真っ白である。鉢伏山と高ボッチ山は、松本盆地の南東、諏訪盆地からは北に隣接して位置し、なだらかな稜線は二ツ山、三峰山を経て美ヶ原や霧ヶ峰へと続いているが、その大部分が霧氷で覆われているといっても過言ではないだろう。鉢伏山と高ボッチ山は、6月から7月上旬までの間は、レンゲツツジの群生が山肌を朱色に染め上げるが、この時期は、タイミングさえ良ければ霧氷が素晴らしい。今回は、タイミングが合ったようだ。撮影のテーマは「光と霧氷」。とりあえず、鉢伏山まで車を走らせた。
いくつものポイントがあり、結果的には、テーマに対して自己満足度70点の写真が撮影できたが、この記事では、まずアルペングリューエン後に霧氷が白く見え始めた風景と鉢伏山から見た高ボッチの広大な霧氷林の風景を掲載した。果てしなく続く霧氷林のスケールの大きさは、美ヶ原に匹敵するかも知れない・・・つづく。
霧氷と北アルプス
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F11 1.6秒 ISO 100 +1EV(撮影地:長野県塩尻市・高ボッチ高原 2012.12.02 6:45)
高ボッチ高原の霧氷(鉢伏山より)
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F11 1/4秒 ISO 100 +1EV(撮影地:長野県岡谷市・鉢伏山 2012.12.02 7:41)
こんばんは。
鉢伏山から見る高ボッチ高原の霧氷、見渡す限り続く霧氷林
素晴らしいの一語に尽きます。
でもこの場所を探し、凍えそうになりながら撮るのは
本当に大変でしょうね。
素敵なお写真を見せて頂きありがとうございました。
granma様、こんばんは。
美ヶ原では撮れませんでしたが、高ボッチでは広大な霧氷林を何とか撮る事ができました。
素晴らしい風景の所がたくさんあるのですが、道路からは木が邪魔をして、思うようにいきません。鉢伏山の頂上近くまで行くと、見下ろす感じにはなってしまいましたが、ようやく、スケールの大きな光景を撮る事ができました。