シリーズ 美ヶ原の霧氷 その3
氷点下8℃の世界では、雲がかかった所の草木はすべて真っ白になる。過冷却の雲(過冷却水滴)が草木などに衝突して凍結もしくは昇華し白色の氷層となって付着するためだ。これが、霧氷である。美ヶ原に多い岳樺(ダケカンバ)も枝の隅々まで真っ白になっていた。
1枚目の写真。美ヶ原から佐久、軽井沢、前橋方面を見ると、広がる雲海と夜明け前のオレンジに染まる空が美しかったが、目前の霧氷の付いた岳樺の妖しさに魅かれた。2枚目の写真は、朝日に当たって白く輝く様子。3枚目は、これまた妖しい美しさを感じた・・・つづく。
岳樺霧氷
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F7.1 0.8秒 ISO 1250 +1EV(撮影地:長野県松本市 2012.11.25 6:10)
岳樺霧氷
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/8秒 ISO 100 +2/3EV(撮影地:長野県松本市 2012.11.25 6:47)
岳樺霧氷
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/6秒 ISO 100(撮影地:長野県松本市 2012.11.25 7:14)
こんにちは。
夜明け前の写真は綺麗ですね。
とても良い色が出ていると思います。
確かに3枚目は妖しい美しさですね。
美しい写真ばかりで、今回の遠征は私には大成功のように思えます。
多摩NTの住人様、ありがとうございます。
目的は達成できなくても、すべてが一期一会の風景。表現力と技巧の問題は残りますが、感じるものは多くありました。目的は大切ですが、それに縛られすぎないことも重要ですね。