シリーズ 美ヶ原の霧氷 その1
美ヶ原の様々な霧氷風景を6回に渡って掲載。
先週に引き続き美ヶ原へ。目的は霧氷撮影であるから念入りに天候をチェックし、美ヶ原スカイラインとビーナスラインの交通規制前日である3連休最後の日に賭けることにした。
24日20時に自宅を出発。先週と同様に美鈴湖経由で美ヶ原スカイラインを上るが、武石峠を越えても雪はなく、路面は乾いていた。今回は、この日のために購入したチェーンを持ってきたが、使わずに済んだ。「思い出の丘」までくると、車のヘッドライトに照らされる木々がどれも白い。霧氷である。霧氷はどこまでも続いている。 25日午前0時。美ヶ原自然保護センターの駐車場に止めて辺りを見渡すと、こちらも木々が真っ白である。天が味方をしてくれたか!とりあえず目覚ましを5時にセットするが、興奮して寝られない。バッハを聴きながらワイン1本を空けたところで、ようやく眠る。
午前5時。気温マイナス8℃。快晴。早速、防寒着を着て準備開始。今回はまず、前回、前々回に撮らなかった星空を撮る。東の空に17mmの広角を向ければ、オリオン座のベテルギウスとリゲル、そしてシリウス、すばる まで捉えることができた。東京では見ることのできない満天の星。霧氷の付いた木々を底辺に入れてみた。
この後様々な霧氷風景を撮影するが、目的の達成度は0%。一番撮りたい肝心の場所に霧氷が付いていなかったのである。自力で行けるのは本日が最後のため、また1年後の再々挑戦になるが、それでも今回は、これまで見たことのない「美ヶ原の霧氷」に感動し、無駄足ではなかった。
帰路は、武石峠から美ヶ原高原美術館へ進み、ビーナスラインで和田峠、霧ヶ峰、車山、白樺湖を通って中央道諏訪ICから国立を目指し、今回は怪我もなく13時に帰宅した・・・つづく。
霧氷と星空
Canon EOS 5D Mark2 / EF17-35mm f/2.8L USM
バルブ撮影 F2.8 15秒 ISO 1600(撮影地:長野県松本市 2012.11.25 5:22)
美ヶ原の雨氷
Canon EOS 5D Mark2 / EF17-35mm f/2.8L USM
バルブ撮影 F2.8 15秒 ISO 1600(撮影地:長野県松本市 2012.11.25 5:25)
こんばんは。
寒空に満天の星、本当に綺麗ですね。
「一番撮りたい肝心の場所に霧氷が付いていなかった」とのこと、
残念でしたけれど、ある程度霧氷をご覧になられて良かったですね。
大変でしょうけれど、納得のいくまで挑戦してください。
今回の霧氷のお写真、楽しみにしています。
granma様、こんばんは。
2週連続で美ヶ原に挑みましたが、今回も目指す風景は撮れず終いでした。良い自然風景写真を撮るには、お気に入りの場所に何度も足を運んで、その一瞬を捉えることが必要だと思います。だからこそ、価値があるのだと思います。また来年、美ヶ原に通います。