シリーズ 初冬の上高地 その1
晩秋から初冬へ衣替えした上高地の風景を4回に渡って掲載する。
前回は、運が良ければという思いでのロケハンで、今回が本番。どこにポイントがあるのかは調べてある。撮りたいのは霧氷風景だ。上高地へは、バス・タクシーで行けるラストチャンス。出来れば楽をしたい。気圧配置、風速、気温・・・念入りにチェックした。沢渡では、晴れ。無風。気温0℃。これで、-5℃以下になれば条件は整う。この様子ならば、明け方は放射冷却で気温がもっと下がるはずだ。今日は、期待できる。予約したタクシーで沢渡を4時50分に出発。20分で大正池に到着。しかし・・・結論から言えば、気温が-1.6℃までしか下がらず、霧氷はなし。
「No pain, no gain」(苦労なくして、得られるものはない)ということだろうか。あるいは、単なる不運か。今回も残念無念。8時発のバスで上高地を後にした。
本シリーズでは、前回撮ることができなった風景をはじめ、晩秋から初冬へ衣替えした上高地の光景を掲載するが、まずは、夜明け前の焼岳と西の空に瞬く無数の星。最初、穂高連峰にカメラを向けていたのだが、振り向けば美しい星々。急遽、カメラをセットし直して撮影したので、いい加減な写真になってしまった。広角レンズで、シャッタースピードをもっと早くすれば、星座もよくわかる写真になっただろう。装備不足と頭の回転の悪さを後悔した・・・つづく。
焼岳と星空
Canon EOS 5D Mark2 / Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE
絞り優先AE F1.4 6秒 ISO 3200(撮影地:長野県松本市 2012.11.11 5:18)
こんにちは。
霧氷は残念でしたね。
でも素晴らしい星空に出会えましたね。
私はこういう星空はもう何年も見ていません。
実際に天の川を見たことがあるのかどうかも、もう記憶の彼方です。
こんばんは。
明けやらぬ紺青の空に小さな星が美しいですね。
霧氷を撮りにいらっしゃるのではと思っていました。
お天気だけは思う通りにならないことがあって
今回もせっかくいらしたのに残念なことでしたね。
お仕事をなさっていらっしゃるので限られた日に
しかないので悔しい思いをされたことでしょう。
気落ちせず又挑戦なさってください。
多摩NTの住人様、こんばんは。
東京近郊では、きれいな星空は望めませんが、長野まで行きますと、やはり星は綺麗です。
(宮古島は格別でしたが・・・)
天の川は、夏になるとよく見れますので、来年は是非ご覧になってください。
granma様のご想像通り、上高地は霧氷が目的なのですが、今回もダメでした。特別な光景は、出かけて行く身ではなかなか難しいのですが、逆にそれが魅力の1つかもしれません。