シリーズ「宮古島の自然と昆虫」その13
この記事では、トンボとチョウ以外に出会った昆虫を掲載する。
アオムネスジタマムシ(Chrysodema dalmanni)は、林道を散策中に偶然出会ったタマムシで、金緑色の背面がとても美しい。成虫はモモタマナ(シクンシ科)の葉を食するという。
ミドリオオハマキモドキ(Saptha beryllitis)は、ハマキモドキガ科の蛾で、体長はおよそ8mmと小さい。分布は西表島と石垣島と言われているが、宮古島においても普通種のようだ。写真は、学校脇の花壇で撮影。生態は、ほとんど分かっていないようである。
森を歩いていて一番目立つのは、マダラコオロギ(Cardiodactylus guttulus)である。森林内の倒木や樹幹に数十頭もの集団でいるのが不気味なほどだ。名前はコオロギだが、マツムシの仲間に近いと言われており、キマダラヒバリと呼ばれることもある。
アオムネスジタマムシ
Canon EOS 7D / SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG
絞り優先AE F10 1/60秒 ISO 2500(撮影地:沖縄県宮古島市 2012.09.09)
アオムネスジタマムシ
Canon EOS 7D / SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG
絞り優先AE F8.0 1/125秒 ISO 200(撮影地:沖縄県宮古島市 2012.09.09)
アオムネスジタマムシ
Canon EOS 7D / SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG
絞り優先AE F10 1/60秒 ISO 3200(撮影地:沖縄県宮古島市 2012.09.09)
ミドリオオハマキモドキ
Canon EOS 7D / SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG
絞り優先AE F4.0 1/80秒 ISO 800(撮影地:沖縄県宮古島市 2012.09.09)
マダラコオロギ
Canon EOS 7D / EF100-300mm f/4.5-5.6 USM
絞り優先AE F5.6 1/320秒 ISO 3200(撮影地:沖縄県宮古島市 2012.09.09)
コメントする