シリーズ「宮古島の自然と昆虫」その9 ~チョウ編 vol.1~
このチョウ編では、7種類(初見初撮影6種類)のチョウを紹介する。
宮古島の草地では、小さなシジミチョウがたくさん飛んでいる。写真上は、ヤマトシジミ南西諸島亜種(Pseudozizeeria maha okinawae)、写真下は、クロマダラソテツシジミ(Chilades pandava)と思われる。クロマダラソテツシジミはフィリピンや台湾などに分布する種類で、これまでは日本には生息していないチョウであったが、2008年以降は、西日本の各地、関東では千葉県館山市でも定着が確認されており、ソテツの新葉の食害が問題になっている。宮古島では、両種ともに学校脇の草むらにたくさん飛んでいた。
ヤマトシジミ南西諸島亜種
Canon EOS 7D / SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG
絞り優先AE F5.6 1/800秒 ISO 6400(撮影地:沖縄県宮古島市 2012.09.09)
クロマダラソテツシジミ
Canon EOS 7D / SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG
絞り優先AE F5.6 1/60秒 ISO 3200(撮影地:沖縄県宮古島市 2012.09.08)
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