28日土曜日、午前1時に出発し再び南会津へ向かう。15日に撮影出来なかったゼフィルス、アイノミドリシジミを撮るためである。
午前4時半到着。早速、山を登り5時からポイントで待機。天気は良好。期待に胸が躍る・・・6時、6時半、7時、活動の開始時刻を過ぎても姿が見えない。前回、撮影したジョウザンミドリシジミもいない。どうやら、訪れた時期が遅かったようである。先週の雨を恨むばかりだ。
それならば、標高1,500mの奥日光はどうだろう。南会津から川治温泉を抜け、いろは坂を上って奥日光に10時着。ミズナラの森には、アイノミドリシジミの生息を示す案内板。あちこち探索したが、ポイントも定まらず、また活動も終了時刻を過ぎたために、しぶしぶ断念。結局、1度もシャッターを切ることなく、往復700km、14時間のドライブで終わってしまった。
29日の日曜日は、別の目標を立てていたが、それも撮れる確証はない。このまま、やりきれない気持ちを引きずるわけにもいかない。ならば、どこかアイノミドリシジミがまだ見られる所はないだろうか?長野県の標高の高い場所・・・そうだ乗鞍高原だ!
29日、前夜と同じく午前1時に出発。松本ICで降り、野麦街道から84号線を進み乗鞍高原に午前4時到着・・・結果から言えば、ジョウザンミドリシジミは至る所に沢山いて、十分に撮影できたが、目指すアイノミドリシジミには出会えなかった。ここも、訪れた時期が1~2週間ほど遅かったようである。残念ではあるが、これで諦めがついた。来年の楽しみとしよう。
前置きが長くなったが、ゼフィルス探索の前に牛溜池とそこからの乗鞍岳の眺めを撮影したので掲載する。
牛溜池は乗鞍岳を映すことで有名で、今朝も綺麗に映していたのだが、私的には、生い茂った水草が気に入らず、背後の白樺の森だけと組み合わせた。奥蓼科の御射鹿池よりはスケールが小さいが、夜明け時刻の静寂さは負けてはいない。
夜明けの乗鞍岳
Canon EOS 7D / SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM
絞り優先AE F9.0 0.3秒 ISO 200 -2/3EV(撮影地:長野県松本市 2012.07.29 4:38)
夜明けの牛溜池
Canon EOS 7D / SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM
絞り優先AE F11 1秒 ISO 200 -1EV(撮影地:長野県松本市 2012.07.29 4:47)
こんばんは。
お目当ての「アイノミドリシジミ」どこへいらしても
見つからず本当に残念でしたことでしょう。
来年是非見せて頂くのを楽しみにしています。
乗鞍岳の夜明けの姿幻想的な色彩で素敵ですね。
牛溜池に7年前位に行きましたが
緑が池に映り込んですっかり気に入ってしまいました。
夜明けの池の青さと岸辺の緑そして木の幹の白さが
とても印象深く感じられました。
granma様、こんばんは。
アイノミドリシジミは、発生時期が梅雨の間の10日ほどで、しかも晴れていないとダメなので、週末しか動けない私にとっては、難易度が高いチョウです。来年は、絶対に撮りたいと思います。
乗鞍は、畳平まで車で行けた時代に何度か訪れ、登ったこともありますが、高原で虫探しをしたのは、昨日が初めてでした。清々しい朝に猛暑を忘れ、気分は最高でした。冬の霧氷も良いかもしれませんね。
こんにちは。
いやはや、ものすごいガッツと行動力で驚きです。
若い頃、ゴルフのために長時間ドライブも平気でしたが、今はとてもとてもそんな元気はありません。
夜明けの乗鞍岳や牛溜池は静寂感がとても良いですね。
多摩NTの住人様、こんばんは。
ものすごいガッツと行動力・・・ただの虫好きの道楽です。
ただ、どんな時も、どこへでも文句を言わず連れていってくれる相棒があっての事ですので、私は相棒の車に感謝したいと思います。