クロマドボタル(Pyrocoelia fumosa)は、ホタル科マドボタル属のホタルであるが、ゲンジボタルやヘイケボタルと違って、一生を雑木林などの陸地で生活するいわゆる陸生のホタルで、昼間活動し、夜間に発光することは珍しい。また、前胸部に2つの透き通った部分「窓」があり、マドボタル属の大きな形態的な特徴となっている。
クロマドボタル
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/125秒 ISO 2500(撮影地:山梨県北杜市 2012.07.08)
クロマドボタル
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/125秒 ISO 2500(撮影地:山梨県北杜市 2012.07.08)
山梨県北杜市長坂町渋沢には、たいへん多くのクロマドボタルが飛翔しており、観察と撮影をしていると、興味ある個体を見つけた。
クロマドボタルの特徴である窓がたいへん小さく消失しかけているのである。1個体ならば、個体変異と考えられるが、調べた10個体の内、3個体が同じように窓が無くなりかけていたのである。地域的な特性なのであろうか。
クロマドボタル
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F5.6 1/125秒 ISO 800(撮影地:山梨県北杜市 2012.07.08)
クロマドボタル
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F5.6 1/160秒 ISO 800(撮影地:山梨県北杜市 2012.07.08)
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