先日、訪れた福島県会津若松市の池では、まだトラフトンボが飛んでいた。今年5月に静岡県と千葉県で静止画像を撮影しているが、今回は飛翔画像に挑戦した。トラフトンボは、ホバリングもするのだが、時間が悪かったのか、縄張りを忙しく飛び回るだけであった。仕方なく、マニュアル・フォーカスで流し撮りである。
池の中を見ると、白い紐状のものが水草に絡みついていた。これは、トラフトンボの卵塊で、他のトンボの卵と大きく違った様相を呈している。他のトンボの卵は、1つ1つバラバラに産み落とされるが、本種とオオトラフトンボの卵は、両生類の卵のようにゼラチン質の紐状の中に入った状態で産み落とされ、それは、水に入った途端に水を吸ってふくれて写真のようになる。
トラフトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 800(撮影地:福島県会津若松市 2012.06.30)
トラフトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 1250(撮影地:福島県会津若松市 2012.06.30)
トラフトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 1000(撮影地:福島県会津若松市 2012.06.30)
トラフトンボ(卵塊)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 800(撮影地:福島県会津若松市 2012.06.30)
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