アカボシゴマダラ(Hestina assimilis)は、昆虫マニアによる人為的な中国産アカボシゴマダラの放蝶が原因で生息分布を拡大している「要注意外来生物」のチョウであるが、今では、すっかり普通種のようにどこでも目にするようになってしまった。アカボシゴマダラの大きな特徴は、後翅に並んだ赤い紋であるが、(アカボシゴマダラ参照)先日、後翅の赤い紋がない個体を見つけた。一見、南西諸島に分布するオオゴマダラに見えるほどで、飛び方もタテハチョウらしからぬヒラヒラと舞う感じだ。これは、アカボシゴマダラの春型(メス)である。他の地域では、春型でも後翅に赤い紋があるが、関東地方の春型は、白化型という翅の模様が白っぽくなった個体が現れるという。在来種であるゴマダラチョウとの自然交雑ではないといいのであるが・・・
アカボシゴマダラ(春型メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 1000(撮影地:東京都青梅市 2012.06.10)
アカボシゴマダラ(春型メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 1250(撮影地:東京都青梅市 2012.06.10)
アカボシゴマダラ(春型メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/250秒 ISO 1600(撮影地:東京都青梅市 2012.06.10)
アカボシゴマダラ(春型メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 1250(撮影地:東京都青梅市 2012.06.10)
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