今年のゼフィルス第三弾は、アカシジミ属のアカシジミ(Japonica lutea lutea)とウラナミアカシジミ(Japonica saepestriata saepestriata)。
梅雨の晴れ間、仕事が半日であったので、帰宅後、栗の花が咲く里山に行ってみた。東京近郊の平地性ゼフィルスは、まず、5月下旬頃に ウラゴマダラシジミが羽化し、6月に入りミズイロオナガシジミ、栗の花が咲く頃になるとアカシジミ属であるアカシジミ、ウラナミアカシジミが発生し、中旬以降になると、ミドリシジミが出現するから、丁度、今頃はアカシジミ属が見られるはずである。 16時に到着し、散策を開始すると、期待通りに栗の花には、たくさんのアカシジミが吸蜜に訪れていた。その中に、一際オレンジ色が目立つチョウがいた。ウラナミアカシジミである。どちらも下草に降りてきたところを、今回は90mmマクロでギリギリまで寄って日ノ丸構図で撮影。
アカシジミ属の食樹はコナラ、クヌギ等だが、萌芽更新した台木のひこばえを好むから、天然林ではなく人の手が入っている里山に多く生息する。
アカシジミ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F6.3 1/160秒 ISO 200(撮影地:埼玉県入間市 2012.06.14)
アカシジミ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F6.3 1/200秒 ISO 200(撮影地:埼玉県入間市 2012.06.14)
ウラナミアカシジミ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F6.3 1/125秒 ISO 800(撮影地:埼玉県入間市 2012.06.14)
ウラナミアカシジミ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F6.3 1/125秒 ISO 800(撮影地:埼玉県入間市 2012.06.14)
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