ヒオドシチョウ(Nymphalis xanthomelas)は、タテハチョウ科のチョウで主にエノキを食樹とし、年1化、6月中旬~7月に発生する。羽化後、同年の冬を成虫のまま越して次の春まで生きのびて繁殖活動を行う。羽化後の個体の翅は、鮮やかなオレンジ色に黒い紋と外縁の黒帯に金属青色の斑紋がある美しいものだが、一冬を越した個体は、写真のように翅は色褪せてボロボロである。長く生き抜いてきた苦労が見える。
6月頃になったら、羽化したばかりの綺麗なヒオドシチョウを撮りたいと思う。
ヒオドシチョウ(越冬個体)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 200(撮影地:東京都あきる野市 2012.5.12)
ヒオドシチョウ(越冬個体)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 200(撮影地:東京都あきる野市 2012.5.12)
ヒオドシチョウ(越冬個体)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/500秒 ISO 200(撮影地:東京都あきる野市 2012.5.12)
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