千葉県いすみ市でホソミオツネントンボのペアを撮影した後、成熟したトラフトンボを撮るために千葉県山武郡に移動した。午前11時。何と秋に水田の上を赤トンボが飛ぶかのごとく、草原の上を無数のトラフトンボが食餌のために飛びまわっていた。ここは、絶滅危惧Ⅰ類(千葉県)とは思えないようなトラフトンボの楽園である。食餌中はホバリングせずに飛びまわるので撮影できず、草に止まった所を狙っての撮影。静岡で撮影したトラフトンボ(未成熟)は、まだ羽化後間もない個体であったが、今回は、どの個体も複眼がエゾトンボ科 らしいメタリック・グリーンに輝いていた。
ご覧のように、メスは翅の前縁が黒褐色になっている。一番の特徴である産卵の様子を観察したかったが、その様子は16時くらいからという情報があり、本日は気力・体力とも厳しい状況であったため、静止図鑑写真のみで退散するとことにした。産卵シーンは、来年の課題である。
トラフトンボ(オス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 200(撮影地:千葉県山武郡 2012.5.5)
トラフトンボ(オス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 200(撮影地:千葉県山武郡 2012.5.5)
トラフトンボ(メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/80秒 ISO 400(撮影地:千葉県山武郡 2012.5.5)
トラフトンボ(メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/80秒 ISO 400(撮影地:千葉県山武郡 2012.5.5)
トラフトンボ(メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F6.3 1/160秒 ISO 500(撮影地:千葉県山武郡 2012.5.5)
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