今年の4月7日に訪れて撮影したホソミオツネントンボは、まだ未成熟個体であったため、今回、成熟個体を撮るべく再び千葉県いすみ市を訪れた。天候にも恵まれ、朝8時から無数のホソミオツネントンボが飛んでいた。ペアも何組か見受けられ、成熟した青色が美しい。
前回は、水田から離れた雑木林の縁に多く見られたが、今回はそこには1頭も見当たらなかった。また、田植えの終わった水田にはおらず、すべて代掻き後の、しかも雑草が若干残っている水田に集まっていた。残った雑草に産卵することは知られているが、何故、田植え前なのか?稲に邪魔されず水面近くを自由に飛べることとくらいしか思い当たらない・・・
千葉県南部では、多くのホソミオツネントンボが生息しているが、東京都では局所的で、絶滅危惧Ⅰ類にランクされている。
ホソミオツネントンボ(オス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F9.0 1/320秒 ISO 400 +2/3EV(撮影地:千葉県いすみ市 2012.5.5)
ホソミオツネントンボ(ペア)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/500秒 ISO 200(撮影地:千葉県いすみ市 2012.5.5)
ホソミオツネントンボ(ペア)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/500秒 ISO 200(撮影地:千葉県いすみ市 2012.5.5)
ホソミオツネントンボ(ペア)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F9.0 1/250秒 ISO 400 +2/3EV(撮影地:千葉県いすみ市 2012.5.5)
いよいよホタルさんの季節が到来ですね。
ホソミオツネントンボと言うんですか。
とても綺麗な水色ですね。
こんばんは~。
オソミオツネンって見たこと無いんですよね。
居るって場所は知ってても、探しても見つからない、
私には強敵なトンボです。
このブルーの体を見てみたい。
明日探してみようかな。
多摩NTの住人様、こんばんは。
昆虫たちが活動開始しましたので、10月まで休みなく撮影予定が入っております。
まだ撮っていない種類を中心に、色々な昆虫をカメラに収めたいと思っております。
虫の写真が多くなりますが、お付き合い頂ければ幸いです。
さて、このホソミオツネントンボは、夏に羽化してそのまま成虫で冬を越すのですが、体の色は茶色なんです。そして越冬後の5月、繁殖期になると、写真のように青く変わるトンボです。不思議です。
うっすさん、こんばんは。
ホソミオツネントンボは、千葉県の水田では結構多いのですが、都内では局所的ですね。
越冬時の体色からは想像できないほど綺麗なブルーが印象的なトンボです。
こんばんは。
昆虫が活発に動き回る季節になって
撮影にお出かけになる予定で10月までお休みないとのこと
体調に気をつけてよいお写真を撮って下さい。
ホソミオツネントンボ、色合いが違いますけれど
ルリトンボのように青が綺麗ですね。
緑の中で見る青いトンボ、目立つようですが
天敵はいないのでしょうか?
granma様、こんばんは。
同じ仲間にオツネントンボというのがいるのですが、こちらは茶色のままで青くならないのです。なぜ、成熟して繁殖期になると青く色づくのかは分かりませんが、冬の時とは、別のトンボかと思うほど鮮やかです。
昨年は、トンボを中心に色々な種類を撮りましたが、今年はチョウを中心に撮る予定で一杯です。毎週末が楽しみです。
勿論、風景やお花も忘れずに撮ろうと思います。