春の里山の蝶で、この蝶を見ると撮ってしまうアゲハチョウ科の ウスバアゲハ。過去に何度も掲載しているが、タンポポとの組み合わせは初めてで、この蝶の美しさを改めて実感する。
次は、タテハチョウ科のキタテハ。成虫で冬を越し春まで生き延びる。翅は色褪せてボロボロだ。長く生き抜いてきた証拠である。
最後はタテハチョウ科のサカハチチョウ(春型)。この蝶もウスバアゲハ同様に何回も撮影し、春型だけでなく夏型もブログに掲載いているが、翅裏を撮影したのは初めてであった。翅表よりも翅裏の模様が複雑で面白い。
蛇足であるが、初めて撮影した昆虫で、図鑑的、あるいは生態的に価値があると判断できる場合は、単独で表題を付けて解説とともに掲載しているが、時に同じ昆虫を何度も掲載する場合や、証拠程度の撮影結果を掲載する事もある。その場合は、生息場所と環境の相違(撮影場所)や雌雄の違いを精査し、撮影角度の違いによる容態を変え、場合によっては他の昆虫と組み写真にして、同じ内容、写真の繰り返しにならぬよう、また表題も変えて掲載している。
~写真撮影の理念と昆虫リストより
ウスバアゲハ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F3.2 1/1600秒 ISO 200(撮影地:山梨県上野原市 2012.5.4)
ウスバアゲハ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F4.0 1/800秒 ISO 200(撮影地:山梨県上野原市 2012.5.4)
キタテハ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/400秒 ISO 200 -2/3EV(撮影地:山梨県上野原市 2012.5.6)
サカハチチョウ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 320 -2/3EV(撮影地:山梨県上野原市 2012.5.6)
Udagawa様、ご指摘ありがとうございました!