ナミアゲハ(Papilio xuthus)は、いわゆるアゲハチョウだが、この呼び名は他のアゲハチョウ科の総称として使われることもあるため、ナミアゲハが正式な和名である。
アゲハチョウの仲間は、全世界に約500~580種類知られており、アゲハチョウ科の分類は以下のようになる。ナミアゲハは、アゲハチョウ亜科のアゲハチョウ族に属している。
アゲハチョウ科(Papilionidae)
ウスバアゲハ亜科(Subfamily Parnassiinae)
- ウスバアゲハ族(Parnassiini)
アゲハチョウ亜科(Subfamily Papilioninae)
- ジャコウアゲハ族(Troidini)
- アゲハチョウ族(Papilionini)
- アオスジアゲハ族(LeptocirciniまたはGraphiini)
ナミアゲハは、どこにでもいる普通のチョウで、我が家のベランダの鉢植えのミカンでも育っているが、写真に撮ったのは、実はこれが初めてである。写真は、サナギで冬を越して羽化したばかりの春型。夏型に比べて小さいが、色が鮮やかだ。特に後翅の青い紋は美しい。止まるときは後翅の赤い紋を重ねるようだ。
ナミアゲハ(春型)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F3.5 1/800秒 ISO 200(撮影地:東京都調布市 2012.4.21)
ナミアゲハ(春型)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F2.8 1/1250秒 ISO 200(撮影地:東京都調布市 2012.4.21)
コメントする