早くも、東日本大震災から1年が経つ。しかし、未だに復興が進まない地域や行方が分からない方々もいる。心よりお悔やみ申し上げるとともに、自分のできる範囲で少しでも力になりたいと思う。
さて、平日は年度末のために帰宅が遅く、PCを見る時間もなく更新が滞っている昨今であるが、 10日の土曜日は、ホタルが生息できる環境づくりのボランティア作業で箱根へ行き、11日の日曜日は法事のため実家へ。週末の撮影も次の週末からとなるので、ここでは3日に撮影した光景を掲載する。
春雨のあがった山梨県甲州市の柳沢峠から見る景色は、甲府側も東京方面も濃霧に包まれていた。その境目は、まるで霧が意思をもっているかのごとく、木々を静かに飲み込んでいく。そして、朝日が差し込むと一気に湧きたち、身もだえしながら消え去っていくのである。
春霧
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F11 0.3秒 ISO 100 +1 2/3EV(撮影地:山梨県甲州市/柳沢峠 2012.3.3)
春霧
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F11 1/13秒 ISO 100 -1/3EV(撮影地:山梨県甲州市/柳沢峠 2012.3.3)
こんにちは。
被災地の方々には一日も早く、ふるさとの風景を安心して眺められるようになってもらいたいものです。
霧もホタルさんの手に掛かると、芸術になりますね。
私も見習いたいものです。
こんにちは。
一枚目は墨絵のような感じですね。
二枚目は霧の動きがこちらにも感じられるようなお写真です。
年度末はお仕事をされている方達はおいそがしいことでしょう。
先日、丸善から出された「ホタル学・里山が育むいのち」を
借りてきて読んでいる途中です。
丁寧で分かりやすい記述や「ホタルの風景」の素晴らしいお写真に感激しながら読み進めています。
多摩NTの住人様、こんばんは。
お返事が遅くなり申し訳ございません。
震災で失った風景を取り戻すことは、できないかもしれませんが、
心のふるさとは、いちまでもあの頃のままであり続けてほしいと思います。
granma様、こんばんは。
お返事が遅れまして申し訳ございません。
「ホタル学」をお読みいただきありがとうございます。
印刷の関係で写真画質が低くいのが難点ですが、本来のホタルが生きる環境と風景、
そして私のホタルへの思いを感じていただければ幸いです。