シリーズ 過去の未公開画像 その6
冷華・・・冷し中華の略ではなく、美女の名前でもない。木々に咲いた冷たい華を指した私的造語だ。霧氷のことではあるが、この写真ではあえて冷華と呼びたい。
この冷華咲く光景には、霧氷の幾何学的面白さや白く輝く繊細な美しさではなく、冬という季節が造りだす質素で儚く空虚な美しさ、いわゆる風情を感じた。当然、人それぞれ感じ方は違うだろうが、零下15度という寒さの中で自然と対峙し、最後は自然と調和することによって得た美意識なのかも知れない。しかし、その風情を1枚の平面画像に変換するのは難しい。
美ヶ原の冬景色
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F22 0.6秒 ISO 100(撮影地:長野県松本市美ヶ原高原 2011.11.23)
霧ヶ峰の冬景色
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F22 1/25秒 ISO 100 +2/3EV(撮影地:長野県諏訪市霧ヶ峰 2011.12.10)
こんばんは。
冬の間は花も緑もない時期ですが、霧氷がついた木々は
とても素晴らしい被写体になりますね。
丁寧に撮られていらっしゃるので
自然の美しさが強く印象に残ります。
granma様、こんにちは。
空虚な冷たさの中の華やかさとでも言えば良いのでしょうか。
自然は、いつも違った景色を見せてくれますが、
あとは、それをどう感じるか、そしてどう撮るかですね。
もっと感性を豊かにしないといけないなと、常々思います。
こんにちは。
ホタルさんは美しい言葉を創られるのが本当にお上手ですね。
その素晴らしい感性にいつも感心しています。
“冷華”の写真が素晴らしいです。
多摩NTの住人様、こんばんは。
霧氷関係の写真が続きましたので、題まで同じですとつまらないので、
悩んだ末に違う題を付けました。
写真がつまらなくても、題で救われることもあるような気がします。
ブログをご覧いただいてお気づきかもしれませんが、
記事の数が多くなってきましたので、過去の記事が埋もれないように
カテゴリを細分化しました。
その作業で週末を使ってしまい、今週末も撮影には行きませんでした。
そろそろネタ切れです。