シリーズ 過去の未公開画像 その2
2月の撮影予定の全てを「霧氷」にしていたため、タイヤチェーンの不具合から冬山に出かける事ができなくなり、本日も自宅待機。美しい自然風景という被写体はどこにでも存在し、感性を豊かにすれば、それを見つける事ができると思うが、事前にイメージが湧かず、無駄足を恐れて踏み出せない休日である。プロの写真家ではないし、ブログ更新のための写真撮影ではないから、撮りたいと思ったものだけを撮っていれば良いのだが・・・
写真は、今年の正月に「雲見千眼門」を撮影した時に立ち寄った石部(いしぶ)棚田風景である。耕作放棄されていたが、平成12年に地元の棚田保全推進委員会によって再生された。標高120~250mに広がる約370枚、4.2haの田んぼは、東日本では珍しい石積みの棚田だという。平坦な農地がない西伊豆において傾斜地を開墾し、ひとつひとつ石を積み上げながら何百年もかけて築かれた、言わば文化遺産である。棚田百選には認定されていないが、駿河湾を眼下に富士山、南アルプスを眺望できる美しい棚田である。
石部の棚田
Canon EOS 5D Mark2 / EF17-35mm f/2.8L USM
絞り優先AE F22 1/6秒 ISO 100(撮影地:静岡県賀茂郡松崎町 2012.1.2)
こんにちは。
素敵な写真ですね。
こういう風景は気持ちがとても穏やかになります。
日本の原風景ですね。
こんばんは、旅行に行っていても
お写真をスマホからは見せて頂いていたのですが
コメントをせずにいました。
パソコンの画面で大きくしてみると
棚田の緑の広がりとその先に見える青い海と空へと
目線が行きました。
里山の風景として海が遠くに見えるのは珍しく
素敵だと思いました。
多摩NTの住人様、こんばんは。
里山で普通の田んぼを見てもあまり感激はしませんが、棚田は特別なものがあります。
私たちのDNAに、何かが刻まれているような気がします。
granma様、こんばんは。
この棚田は、西伊豆の細い谷の一番奥まで続いていました。地形的には、千葉でも同じような所はありますが、登りきると、眼下には真っ青な駿河湾、彼方には南アルプスの連なりが見えました。伊豆ならではの光景だと思います。きっと、四季を通して素晴らしい景色でしょう。