シリーズ 厳冬の霧ヶ峰 最終回
写真を撮っていると、空間が逆光でキラキラと光っている。ダイヤモンドダストである。ダイヤモンドダストは、大気中の水蒸気が昇華してできた、ごく小さな氷の結晶が降ることで、細氷とも呼ばれている。気温がマイナス10℃以下の状態のときに発生するが、この日の霧ヶ峰はマイナス15℃。思わぬ自然のプレゼントに、様々に露出を変えてシャッターを切ったが、写真に写すのは難しい。背景が暗い場所ならば、ダイヤモンドダストの煌めきが引き立つかもしれないが、ここでは無理。そこで、ハイビジョン動画も撮影してみたところ、見た目に近い光景が映し出されていた。
ダイヤモンドダスト
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/1600秒 ISO 100 +2/3EV(撮影地:長野県諏訪市霧ヶ峰 2012.1.28)
細氷
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 100 +2/3EV(撮影地:長野県諏訪市霧ヶ峰 2012.1.28)
今シーズン最後の霧氷撮影を締めくくる素晴らしい光景ではあったが、この場所でタイヤのチェーンが破損し、以後、車山経由で白樺湖までヒヤヒヤしながらの下山。来季は、スタッドレスタイヤにしたいと思う。
こんばんは。
素晴らしい光景に出会われたのですね。
ダイアモンドダスト、動画を見せて頂きましたが
それ以上にお写真のダイアモンドダストが印象的でした。
3枚ともそれぞれに趣きがあって素晴らしいお写真になっていますね。
感動なさりながら、シャッターを押していらしたのではないでしょうか?
granma様、早速のコメントありがとうございます。
空間の空気全体がキラキラしていて感動しましたが、予期せぬ出来事でしたので、何の予備知識もなく撮りました。写真に撮るのは難しいですね。
こんにちは。
ダイアモンドダストを拝見しました。
本当に綺麗ですね。
目で見たものをそのまま撮るのはたいへん難しいと思いますが、それを見事に写されておりお見事です!!
一枚目の光の当たり具合が気に入りました。
多摩NTの住人様、こんばんは。
ダイアモンドダストは、逆光の中でキラキラと輝いておりました。
何十枚と撮ったのですが、なかなか見たようには写っておりませんでした。
来年になるかもしれませんが、撮り方を勉強して、チャンスがあれば、
もっと綺麗に撮れるようがんばります。