シリーズ 厳冬の霧ヶ峰 その2
厳冬の霧ヶ峰、そして霧氷。ここからが本編である。
八島湿原の駐車場に車を止め、車両通行止めのゲートを越え、膝上まで雪に埋もれながらビーナスラインを歩く。しばらくすると低く立ち込めていた雲が流され、その跡には霧氷と着雪による一面の銀世界が広がっていた。本来は、ビーナスラインを和田峠近くまで歩いていくはずであったが、これほどの積雪は予想もしていなかった。上半身は暖かいが、雪に埋もれた足は冷たく痛い。経験不足、知識不足、装備不足は危険だ。スノーシューでなければ無理と断念し、とりあえず今見える広大な霧氷林を撮ろうとポイントを探す。薄雲越しの柔らかい日が山の上の方から当たり始め、手前の陰の部分とのコントラストが美しい。目的の場所ではなく、若干イメージとは違う光景だが、果てしなく続く広大な霧氷林は、信州ならではの光景だ。ビーナスラインから望む合倉沢、高ボッチ方面の厳冬らしい景色に何度もシャッターを切った・・・つづく。
霧氷林
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F22 1/10秒 ISO 100 +2/3EV(撮影地:長野県諏訪郡下諏訪町 2012.1.28 7:23)
霧氷林
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F22 1/15秒 ISO 100(撮影地:長野県諏訪郡下諏訪町 2012.1.28 7:34)
霧氷林
Canon EOS 5D Mark2 / Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE
絞り優先AE F14 1/10秒 ISO 100 +2/3EV(撮影地:長野県諏訪郡下諏訪町 2012.1.28 7:14)
こんにちは。
綺麗な霧氷の写真が続きますね。
コントラストの具合も良いですし、3枚目の明るい高木も良いですね。
こんばんは。
このように素晴らしい光景でしたら
厳寒の中、雪に埋もれて歩いていらして
撮影した甲斐がありますね。
高い所から眺める山の斜面一面の霧氷林
一度は実際に見られたらとおもいました。
3枚目の霧氷と樹氷がバランス良く配置されていて
目を奪われました。
多摩NTの住人様、granma様、こんばんは。
本当は、もっとビーナスラインを進みたかったのですが、これが限界でした。
その場での最良の風景をと思い、3枚目の写真だけは、以前から望んでいたCarl Zeiss というメーカーの標準レンズ(50mm)で撮りました。