シリーズ 霧氷街道 その3
浅間サンラインから国道18号線(中山道)を軽井沢へと向かう。中軽井沢は、すべての木に霧氷が付いている。霧氷に覆われた街といっても過言ではない。このような光景を見たのは生まれて初めてだが、地元の方々にとっては珍しくもないのだろう。霧氷を眺めている人など誰一人としていない。カメラを担いで走り回っているのが、滑稽に見えたかもしれない。
軽井沢では、国道のすぐ脇にある離山の霧氷が有名である。離山は。標高1,256mで東京の高尾山の倍以上もある山だが、軽井沢の標高がおよそ940mだから高さは感じない。ただし、浅間山の噴火によってできた溶岩ドームの山で、別名「テーブルマウンテン」とも呼ばれるように、テーブルのような形をしているのが面白い。軽井沢の町役場付近から眺めれば、中腹から上は、霧氷で真っ白になっていた。しかし、電線が入り込んだりして中々良い場所が見つからない。あちこち行ったり来たり撮影ポイントを探している間に、かなり霧氷が溶けてしまった。それでも、霧に煙る離山の霧氷を撮れば、何となく日本画的写真になった。
その後、一旦碓氷峠まで行き、また軽井沢に引き返して北や南方面をぐるぐる回って霧氷が融けるまで撮影を続けたが、なかなか絵になる場所がない・・・つづく。
離山の霧氷(トリミング)
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F22 1/5秒 ISO 100 +1 2/3EV(撮影地:長野県北佐久郡軽井沢町 2012.1.15 8:31)
中軽井沢の霧氷
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F22 1/13秒 ISO 100 +1 1/3EV(撮影地:長野県北佐久郡軽井沢町 2012.1.15 8:52)
軽井沢の霧氷
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F22 1/10秒 ISO 100 +2/3EV(撮影地:長野県北佐久郡軽井沢町 2012.1.15 10:18)
こんばんは。
軽井沢にカラマツが多かったのですね。
夏にいたときは気にもせずいました。
あの辺りだったら霧氷を撮るのに
どこか良いのでしょうね。
今年の冬は寒いのでまだまだチャンスがありますね。
明日はどの辺りを撮られていらっしゃるか
興味津々です。
碓氷バイパスの駐車できる辺りから撮っていらっしゃる
かも知れないと勝手な想像をしています。
granma様、こんばんは。
おっしゃる通り、次の記事は碓氷バイパスの駐車できる峠付近から撮りました。
霧氷のつく場所は、霧や雲のかかり方で変わってきますので、
行ってからが勝負ということも多いですが、
やはりポイントをロケハンで抑えておくのが基本だと思います。
この冬は、もう一度、霧ケ峰に行ってみようと思っております。