昨年の11月27日、今年の11月4日に続いて3度目の小田代ヶ原。目的は、カラマツ霧氷である。しかし、結果的にまたしても霧氷は撮れなかった。
25日、20時に自宅を出発。奥日光赤沼駐車場に26日午前0時に到着し4時まで仮眠。気温マイナス3℃。快晴、無風。防寒着に着替え、満天の星空を眺めながら小田代ヶ原までの4kmを歩く。5時にスタンバイ。少し明るくなってくると、小田代湖の様子が前回とは異なっていることに気付いた。結氷しているのである。日の出時刻、気温はさらに下がった。一部溶けていた小田代湖は、見る見るうちに全面結氷。持っていたペットボトルの水も氷った。これでは霧や靄は出ない。当然、カラマツに霧氷も付かない。小田代湖は結氷しているから、日の当たったカラマツも映らない。目の前の風景も美しいとは思うが、私の求める「この場所での最上の風景」には、今回も出会えなかった。気温マイナス7℃の中で3時間が過ぎて行った。
小田代湖とカラマツ林
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F22 1.3秒 ISO 100 +1EV(撮影地:栃木県日光市 2011.11.26 6:45)
結氷した小田代湖の朝
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F22 1/4秒 ISO 100 -1/3EV(撮影地:栃木県日光市 2011.11.26 7:15)
結氷した小田代湖の朝
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F22 1/4秒 ISO 100 +1EV(撮影地:栃木県日光市 2011.11.26 7:45)
こんにちは。
今回はカラマツの霧氷が撮れずに残念でしたね。
でもこの写真はとても美しいですよ。
最高に美しい景色を求めていらっしゃる姿に脱帽です。
多摩NTの住人様、ありがとうございます。
出会う自然風景は、どれも一期一会のもですが、その中でも最上の景観はあります。
その基準は、人それぞれだと思いますが、私の思う最上の景観が存在する以上、それを求めて、いつも出かけています。
簡単に見られるものではないからこそ、やめられないのでしょうね。