紅葉の二元対比

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シリーズ 奥多摩の紅葉 その4

 山肌を彩る紅葉の色彩は美しいが、そればかり撮っていたのでは芸がない。そこで、日本の美学の原点と言われる二元論を参考に清流と紅葉を対比させてみた。清流があるから紅葉が引き立ち、紅葉があるから清流が引き立つ。そんな関係なのだが、漠然と風景全体を撮るのと違い、絵になるような構図を自然環境の中で探すは、結構たいへんである。なかなか美しい紅葉の葉と良い枝ぶりが見つからず、日本の美学とは、ほど遠い写真になってしまった。

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清流と紅葉
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F16 6秒 ISO 100 -1/3EV(撮影地:東京都西多摩郡奥多摩町 2011.11.19)

IMG_2171.jpg

清流と紅葉
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F22 5秒 ISO 100 +1EV(撮影地:東京都西多摩郡奥多摩町 2011.11.19)

IMG_2172.jpg

清流と落葉
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F22 13秒 ISO 100 -1EV(撮影地:東京都西多摩郡檜原村 2011.11.12)

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コメント(2)

川の流れと紅葉の取り合わせ、一味違う構図で
強い印象を受けました。
良い枝ぶりや色づきの良い枝を探すのは難しいですね。
私はいつも根気がなくていい加減な写真になってしまっています。
絞りが深く、シャッタースピードがとても遅いのに
キリッとピントが合っていて私にはとても出来ない
技術と思いながらお写真を拝見しました。

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