シリーズ 紅葉のR411 その4
渓流と紅葉を撮りたいと思うのだが、一之瀬渓谷は谷が深く、林道から下りて行くにはそれなりの装備が必要だ。仕方なく、林道沿いの水源林を散策する。外から眺めるのではなく自らも紅葉の中に身を置くと、美しい光に包まれ、オータムパレットを構成する小さな葉の1つ1つと対話することができた。
撮影していると、谷底から上がってきた方がいた。話を聞くと、一之瀬渓谷を撮影していたという。とても美しい光景だが、決死の覚悟が必要らしい。また、2時間ほど道なき山を歩けば、関東一の絶景の滝に出会えるとも聞いた。その方に敬意を表し、私の撮る自然風景写真など子供でも撮れるありふれた物と落ち込みつつも、心の中で私の専門は昆虫だと言い訳していた。でも、いつかは撮ってみたいとも思う。
水源林の紅葉
Canon EOS 5D Mark2 / Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE
絞り優先AE F11 0.3秒 ISO 100(撮影地:山梨県甲州市 2011.11.5)
水源林の紅葉
Canon EOS 5D Mark2 / Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE
絞り優先AE F11 1/5秒 ISO 100(撮影地:山梨県甲州市 2011.11.5)
水源林の紅葉
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/40秒 ISO 100 +2/3EV(撮影地:山梨県甲州市 2011.11.5)
水源林の紅葉
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/60秒 ISO 100(撮影地:山梨県甲州市 2011.11.5)
こんばんは
一ノ瀬渓谷はもう紅葉して本当にパレットに見る彩りが
自然の風景で見られて素晴らしいです。
東北等の遠くへ行かなくても素晴らしい紅葉を楽しめて
良いですね。
光を受けた色づいた葉はハッとする位美しく見えることが
あります。
そんな光景を楽しまれていらっしゃったのですね。
かなり危険な思いまでして撮るのは考えさせられます。
granma様、こんばんは。
怪我をしたり命を落としてしまっては、もともこもないですが、
決死の覚悟で撮った美しい風景には、やがり価値があるのだと思います。
私も、山中でヒメボタルの写真を6年がかりで撮った時、
とても素晴らしい写真が撮れたのですが、ツキノワグマに遭遇しました。
しかし、そんな思いをしなくても素晴らしい写真はたくさん撮れますよね。