土曜日は雨。続く日曜日も雨のスタート。しかも土砂降り。午後からは晴れるという予報を信じ、栃木県に向かった。現地に8時着。霧雨が降っていたが、すぐに止んだため散策開始。アキアカネやノシメトンボ、アオイトトンボはたくさんいるが、肝心のマダラヤンマが見つからない。個人的には、日本でマルタンヤンマの次に美しいヤンマであると思っており、枝に止まっている所を、そのブルーの美しい眼をバッチリと撮りたいのだが、見つからない。もう時期も終わりかと諦めかけた時、1頭のマダラヤンマのオスが飛んでいるのを発見。時間は11時を過ぎていた。アシ原の上でホバリングし、時折、アシの葉に降りて止まる。何度か目の前に止まったが、カメラを構える前に飛ばれてしまった。全部で3頭飛んでいたが、結局、ホバリングしている写真しか撮ることができなかった。(2枚目、3枚目は、昨年に撮影したものである。)
身近には生息していない昆虫を撮るために予定していた今年最後の遠征。今年は、随分と色々な場所へ出かけて来たが、目指すものに出会えなかったり、或いは折角のチャンスを逃すことが多く、課題の多い年であった。この経験と知識は、来年に生かしたいと思う。
もうしばらくは、身近な昆虫を撮る機会もあると思うが、今週末からは、自然風景写真をメインに出かけようと思う。(今週のブログ記事は、撮り貯めた昆虫写真を掲載する予定)
マダラヤンマ
Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/2500秒 ISO 200 トリミング加工(撮影地:栃木県 2011.10.16)
マダラヤンマ
Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F10 1/250秒 ISO 250 -1/3EV トリミング加工(撮影地:栃木県 2010.10.11)
マダラヤンマ
Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
Kenko Teleplus PRO 300
絞り優先AE F4.5 1/250秒 ISO 2000 -2/3EV トリミング加工(撮影地:栃木県 2010.10.11)
こんばんは~。
マルタンヤンマに引けを取らない美しさですね。
眼の色は、マルタンより透明感があるように見えます。
私も来年への課題をたくさん残してしまいました。
全部達成しちゃったら、面白くないかもですけど。
また来年もひとつお願いいたします。
うっすさん、こんばんは。
マダラヤンマは、胸部は茶色ですが、複眼と腹部の深く透明感のあるブルーがとても美しいトンボです。こう撮りたいと思っても、昆虫相手ではなかなか難しいですね。
「全部達成しちゃったら、面白くない・・・」私も、そう自分を慰めることにしますが、
気持ちが晴れずにストレス溜まりっぱなしです。