この3連休の土日は、絶滅危惧種を含めた4種類の昆虫を求めて、北と西へ行ってきた。仕事から帰ってきた金曜日の 23時に出発し、まず福島県会津若松市へ。早朝5時から探索。その後栃木県真岡市に寄り、20時に帰宅。3時間ほど仮眠して日曜日の午前1時半に出発。今度は静岡県磐田市へ向かい、やはり早朝5時から探索。さすがに体力の限界を感じ、14時に撤収。渋滞にはまり19時に帰宅。走行距離は、二日間でおよそ1,300kmに及んだが、目的は1種類しか達成できず、多くの課題を残す遠征となってしまった。
まずは、7月のホタル以来の使用となる Canon EOS 5D Mark2 で撮影した湿原の朝の風景を掲載する。朝6時の気温は5℃。上着を持っていかなかったため、薄い長そでシャツで凍えながらのご来光。それまで紫色だった湿原に漂う靄が、一気に黄金色に染まった。湿原は、赤井谷地湿原という場所。赤井谷地湿原は、福島県にある猪苗代湖の西岸から約1キロメートルに位置する標高約520mに広がる高層湿原で、赤井谷地沼野植物群落は、日本の最終氷期である約2万年前までに南下して遺存した北方系の植物36種が自生していたり、日本では珍しい湖から派生する陸化型高層湿原であることから、国の天然記念物に指定されている。湿原内に立ち入ることはできず、外周にある農道から様子を伺うしかないが、たいへん珍しい昆虫類も多く生息し、日本の重要湿地500にも選定されている。
赤井谷地湿原の朝
Canon EOS 5D Mark2 / Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE
絞り優先AE F14 2秒 ISO 100(撮影地:福島県会津若松市 2011.10.08 5:23)
赤井谷地湿原の朝
Canon EOS 5D Mark2 / Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE
絞り優先AE F14 1/60秒 ISO 100(撮影地:福島県会津若松市 2011.10.08 6:07)
赤井谷地湿原の朝
Canon EOS 5D Mark2 / Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE
絞り優先AE F14 1/15秒 ISO 100(撮影地:福島県会津若松市 2011.10.08 6:20)
こんばんは。
いつもながら、強行軍の遠征撮影旅行に驚いてしまいます。
思っていたほどの成果がなかったとのこと残念ですね。
でも時にはこのようなことがあっても仕方がないのかもしれませんね。
私が撮れない時間帯の写真、美しい夜明けの景色や早朝の霞の写真を見せて頂き、感激しました。
こんにちは。
北へ西への大移動。大変お疲れ様でした。今回は1種類しか撮れなかったとのことですが、こんな素晴らしい朝を迎えられたのですから良かったのではないでしょうか。もっとも凍えながらでは、辛かったでしょうね。お風邪など召されませんように。
granma様、こんばんは。
湿原の景色は、すばらしいものでしたが、風景用の機材を持っていかなかったので、
思うように撮れなかったのが残念です。
昆虫、特に絶滅危惧種は、探しまわらないといけません。
それで見つからないと、仕方がないのですが、
やはりめげてしまいます。
多摩NTの住人様、こんばんは。
連休をいいことに、少し無理をしてしまいました。
栄養ドリンクを何本飲んだか・・・
1種類しか撮れなかったのは悔しいのですが、
目的がすべて叶わなくとも、すばらしい場所で過ごした時間は、
単なる思い出ではなく、経験として生かされるものだと思っております。