今年は、様々な地域の池沼を訪れた。どれも景勝地ではない池沼だが、トンボ達の楽園である。採集マニアから守るために場所は公表できないが、絶滅危惧種も生息する貴重な環境である。それぞれ特徴があり、生息するトンボや水生昆虫類にも違いがある。池沼の形態と周辺環境の違いがあり、構築されている生態系に違いがあるからだ。しかしながら、どれも生物多様性に富む素晴らしい池沼である。このような池沼は、土地開発により東京都内ではほとんど見ることができなくなった。環境そのものがなくなれば、当然、生息する生物も姿を消してしまう。いくら箱庭ビオトープを造っても、生態系と彼らの生態を理解しなければ、姿を消してしまった生物は戻っては来ない。
池沼(千葉県)
池沼(栃木県)
池沼(静岡県)
池沼(静岡県)
池沼(埼玉県)
池沼(千葉県)
こんばんは、池沼のお写真、有名な観光地の湖や池ではなくて
かえって静かな雰囲気の池や沼でとても癒されます。
人の気配(けはい)が感じられないのですが
あえて人を入れないように撮られたのでしょうか?
それともどの池や沼もあまり人が訪れない所なのでしょうか?
granma様、こんばんは。
写真の池沼は、御射鹿池のように気合いを入れて撮ったのではなく、トンボなどを撮った場所を一応スナップ的に撮っておいた写真です。
人の気配が感じられないの・・・
そうなんです。私以外は見渡す限り誰もいませんでした。
山奥でもなければ、近くに民家も点在したり、車も多く通る場所もあるのですが、
私がいる間は、誰も来ませんでした。
それだからこそ、貴重な種類のトンボが生きているのかもしれません。
こんにちは。
名もない池沼でも植物観察や昆虫観察にはたいへん貴重な場所ですね。いつまでも残して欲しい風景です。
多摩NTの住人様、こんばんは。
写真の池沼は、農業用のため池とは違って挺水植物も豊富で、多様性にも富んだ環境です。
こんな場所が、東京にはほとんどないのが残念です。